終わりを思い描く
こんにちは、Tomiです。
私は今、葬儀業界に勤務しています。流行り病のおかげで、ご多分にもれず冠婚葬祭を取り巻く社会も大きな変容を余儀なくされました。しかし、社会がいかに変容しようとも、万人に平等に訪れるもの、それが「死」。ある程度覚悟や準備のできるものから、あまりにも急なものまでその姿は様々。形はどうあれ、「送る者」と「送られる者」の節目をプロデュースする仕事であることに変わりはありません。
さて、そんな一般的には見ない・考えないようにしている「死」というものですが、「より良い人生を送るため」には真剣に向き合う必要があると、最近つくづく感じます。
巷には自己実現や成功するためのノウハウなどをまとめた情報が氾濫しています。でも「どのような最期を迎えるか」という命題を抜きにして幸せや成功といったものを追求しても、どこか「空しい」と感じてしまうのです。
スティーブン・コヴィー氏 著『七つの習慣』には、「終わりを思い描くことから始める」というルールが提唱されています。
簡単にまとめれば「はっきりとした目的を持って行動せよ」ということになるわけですが、これを人生に当てはめれば「人生の目的をしっかりと持って生きよ」ということになると思います。みなさんの「人生の目的」って、なんでしょうか?
- 巨万の富を築くこと
- 起業して独立すること
- 幸せな家庭を育むこと
様々な目標があると思います。ここではどれが正解か、と言うことは言及できません。ですが、いずれにせよ「自分が死ぬ間際」を深く想像したときに、一番後悔しそうなことはなんでしょうか。どうしたら「満足した死」を迎えられるでしょうか。この事をしっかりと見据えることで、「今何をしなくてはいけないのか」という行動の源泉にたどり着けるのではないでしょうか。
- なんとなく人生の時間を過ごしている
- 現状に不満があるが何をしたらいいかわからない人
- 先の見えない不安に怯える人
是非一度、ゆっくりとリラックスして、「人生」について考えてみませんか?
思った以上に、この世界は美しくできています。この前提を信じた上で、自分の人生の意味を考える一歩を、踏み出してみませんか?
私もこのブログを通して、自分の為すべき使命を模索します。どれか一つでも、みなさんのより良い人生の後押しになれれば、この上なく幸せです。
長くなりましたが、今回はここまで。
最後までお読みくださり、感謝いたします。