読書のすゝめ②~なぜ読書と年収が関係するのか~
こんにちは、Tomiです。
前回、読書について触れました。本を月に3冊以上読むと全体の10%に入れる可能性があることをお伝えしました。
thinkbetter-777.hatenablog.com
今回はもう少し読書の重要性について触れていこうと思います。
読書量が年収と相関関係にあることをご存じでしょうか?この手の話はかなり前から語られていて、”Business Management Degree”の調査のことがよく引用されています。
- 大富豪の「88%」が1日30分以上ビジネス書などを読む
- 大富豪の「86%」が読書家である
- 大富豪の「63%」が移動時間にオーディオブックを聴いている
ちなみに、年収300万以下の層は上から「2%」「26%」「5%」だそうです。
大富豪になることが成功とするわけではありません。また、お金にゆとりのある人たちが本を買う「可処分所得」がおおいとか、読書に費やせる時間が余っている、という指摘ももっともかと思います。
しかし、”読書”という行為自体のポテンシャルを考えると、この結果は十分に頷けるものだと、個人的には思います。
中国の古典「貞観政要」には、国を治めるにあたって”三鏡(三つの鏡)”を大事にせよという話が載っています。
太宗、嘗(かつ)て侍臣(じしん)に謂ひて曰く、
夫れ銅を以て鏡と為せば、以て衣冠を正す可し。
古(いにしえ)を以て鏡と為せば、以て興替(こうたい)を知る可し。
人を以て鏡と為せば、以て得失を明かにす可し。
朕(ちん)常に此の三鏡を保ち、以て己(おの)が過(あやまち)を防ぐ
(巻第二 任賢第三 第三章)
簡単に言えば、銅の鏡で自分を見直し、歴史の鏡で世の中の興亡盛衰を知り、人の鏡で己の行いを正す、ということです。
読書はまさしくこの「歴史の鏡」に当たると思います。
悩んだり、壁にぶつかったとき、「私だけが何でこんなことに…」と思う人が多いことと思います。ですが本当にそうでしょうか。
西暦が始まってすでに2021年が経過するわけです。紀元前から考えればその何倍もの間、人間は様々な悩みや問いを繰り返し、成功したり失敗しているわけですね。
この歴史を紐解けば、自分と同じ境遇にあった人は必ずいるはずですし、失敗からの立ち直り方なども学べるはずです。前回の記事にも触れましたが、書物には筆者の経験がふんだんに詰め込まれています。
年商〇億なんて会社の社長が書かれた書物が、2000円もあれば購入することができる。古本屋に行けば100円で買うことも可能なわけです。これほどコストパフォーマンスの優れたアイテムが存在するでしょうか。
さらに読書を習慣化していく中で、ある「気づき」を得ることができました。
これはまた次の記事で^^
お金があれば幸せ、ということを言いたいのではありません。しかし、資本主義社会において、チャンスと自由を手にするためには、一定以上の収入は必要であると、私は考えています。
様々な偉人・賢人のしたためた文字一つひとつが、きっと皆さんの人生を豊かに彩ってくれるはずです。
まずは一冊、手に取ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
皆様が偉人の知識を身に着けられますように^^