【人生論】明日を生きる資格
こんにちは、Tomiです^^
本日までお金にまつわる話をしてきました。その中で「行動するかどうかの差」ということは折に触れて話をしてきました。電気会社にしてもそう、携帯キャリアにしてもそう。行動するだけで大きなお金を節約できるのに、何かと理由をつけて行動しない。なのにその結果、手元に残るお金が少ないからと社会に会社に文句を言う。
少しおかしい気がしますよね?
資本主義社会は、貧富の差が開く社会です。富がものをいう社会です。ですが、それに加えて現在は情報化社会。情報を手に入れる努力をした人たちは、少なからず社会の構図から一歩抜け出すことができます。
一歩抜け出し、「稼いで増やす側」に回ることができれば、生活の自由度・選択肢は増える。そんな社会だと思っています。
そんな、なかなか行動できない人に向けて、今回は「彼」に登場してもらおうと思います。
私の大好きな漫画の登場人物です。結構名言というか、金言が多い作品ですが、その中から一つを紹介したいと思います^^
お金に直接かかわる話ではないですが、今までの投稿を踏まえれば、今回の言葉がどれくらい家計にインパクトがあるのかは、想像に難くないと思います。
賭博破壊録カイジ 大槻ハンチョー
https://www.animatetimes.com/tag_img/details.php?id=7485&p=1&n=2
大槻班長。本名「大槻太郎」。地下労働施設にて主人公のカイジの班を取り仕切る班長です。
スピンオフ「1日外出録ハンチョー」も出るほどの人気(?)で、イカサマがばれた時の「ノーカン!」コールは結構見ものです(笑)
普段は仏のような顔をしているものの、その腹黒さは群を抜いており、部下二人とともに班内の労働者から搾取をしまくるという切れ者です。
残念ながらカイジとの戦いにおいて、イカサマの盲点を逆に突かれることでぼろ負け、失墜することになる彼ですが、登場中のセリフにはなかなか心を動かされるものがあります。
今日はその中の一つです。
今日をがんばり始めた者にのみ、明日が来る
給料日になると部下二人とともに社内販売を始めるハンチョー。ワゴン車でビールや柿ピー、焼き鳥などをちらつかせては、皆を欲望の渦に引き込んでいきます。
「キンッキンに冷えてやがる!」
というセリフもこの場で生まれましたね(笑)
さて、そんな中でカイジをうまく丸め込み、がっつりと散財させたハンチョーは、部下たちとの会話で次のようなことを言っています。
「食べ終わったら、奴はとりあえず満足してこう考えるだろう。
明日からがんばろう...明日から節制だ....と....!
が、その考えがまるでダメ。「明日からがんばろう」という発想からはどんな芽も吹きはしない!
そのことに20歳を越えてまだわからんのか!?明日からがんばるんじゃない。今日、今日だけがんばるんだっ!
今日をがんばった者、今日もがんばり始めた者にのみ明日が来るんだよ!」
地下労働施設でのみ使用できる「ペリカ」という謎の紙幣を巻き上げ、班員たちにはちっぽけな満足感でマインドコントロール。自身はその巻き上げたお金をしっかりと貯め、皆のあこがれの的「1日外出券(@500,000ペリカ)」でしっかりとストレス解消をしてくるという大物っぷりです(これがスピンオフになっています)。
この言葉、今までの記事をご覧になった方、それ以外にも情報を集めつつも行動できていない方々に深ーく刺さるんではないでしょうか。
以前にも触れましたが、未来は1日1日の積み重ねです。その1日をどう生きるかによって、未来の状況が変わります。
遊びほうけて散財し、時間とお金を消費しまくれば、それは未来の自分にボディブローのように効いてくることになります。この感覚は、自分が借金返済を始めたころに強く実感することになりました。
勉強もそうです。今身につけようと努力している知識は、未来の自分に対する先行投資です。今の自分を慰める為に使っているのであれば、それはただの浪費でしょうが、きちんと情報を知識・智慧に昇華することができれば、どんな投資よりも効果があります。
目の前にノーリスクでお試し程度にコストをカットできる情報が転がっている。その情報の真偽を確かめる行為すらせず「面倒」という理由で飛びつかないのは、残念ながら「搾取される側」に甘んじることにほかなりません。
搾取する側とされる側で成り立つわけではなく、搾取されない側という第三勢力は存在していると思います。搾取に抵抗する側、ともいえるかもしれません。
大げさなことではなく、少しインターネットを使えばいくらでも情報は転がっていますから、ぜひとも活用できるようになりたいですね。
30,000日
この数字を見て、ピンとくる方はいらっしゃるでしょうか。
これは、平均的な人間の寿命、命の時間だといわれています。
この日数をどのように生きていくのか、というところに、人生の妙があります。この日本に住む限りはだらけるも自由、働くも自由、稼ぐのも搾取されるのも自由、です。しかし、この「自由」は、取り違えるととても危険な存在でもあります。
車が便利な反面とても恐ろしい凶器になりうるように、自由にも大きな責任が伴います。
- 自分の与えられた人生を豊かに生きる責任
- 他人の人生を豊かにする責任
この重責は、逃げてしまいたくなるほど重たいです。
その分、得られる幸福もまた壮大であります。
胸に手を当てて、考えてみてください。
今日1日、先延ばしにしたことはなかったですか?
一歩でも前に進むことができましたか?
明日、隕石がぶつかって地球が崩壊したとして、後悔はありませんか?
ぜひとも、言い訳を排して、「明日を生きる資格」を手にしようじゃありませんか!
本日も、お読みくださり、感謝いたします^^
P.S.
大槻ハンチョーの声優は、まさかの教育テレビの「ワンワン」と一緒でしたね…笑