得意なことを見つける!
こんにちは、Tomiです^^
昨日の記事で「苦手なことよりも、得意なことに注目しよう」という話をいたしました。
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thinkbetter-777.hatenablog.com
ドラッカー先生等のお話も触れつつ、これからは得意なこと・強みを強化することで尖れる人が成功するのでは?という話をいたしました。
でも実際に「得意なこと」と聞かれると、ちょっと考えてしまいますよね?
自分は何が得意で、何が苦手なんだろうか。
これが分からないと、尖りようがないですよね。
ですから、今回はこの「得意なことを見つける方法」について書いていこうと思います。
読まれた皆さんが、一つでも多く得意なことが見つかるよう祈っております。
好きなこと≠得意なこと
最近、youtubeなどの台頭により「好きなことで生きていく」が標語のようになっている節があります。なんとなく、好きなことでお金を稼げるからとても幸せな人生のように聞こえます。
ですが、実は好きなことと得意なことというのは違うものの場合が往々にしてあります。
もちろん、好きなこと=得意なこと、の場合は本当に幸せだろうなぁと思いますし、その分野を掘り下げていけば本当にお金を稼ぐことも可能でしょう。
好きなこと、は質問するとすぐに答えられると思います。
読書が好き、絵を描くことが好き、話をするのが好き…いろいろ出てくるでしょう。
ですが、得意なことは何ですか?と尋ねられると、答えがぱっと出てこないのです。
これは、好きなことというのは「感情」であるのに対し、得意なことというのは「スキル」のようにとらえてしまうからだと思うのです。
絵を描くことが好きな人でも「得意か」と言われると(うまくないしなぁ…)みたいな思いが出てくる感じですね。
得意なことを見つける質問
では、具体的に「得意なこと」を探していきましょう。
前庭として、得意なことが見つからない理由として「自分の中では当たり前にできている為、特筆するほどのことではない」みたいなことが実は「得意の種」である、ということを踏まえておいてください。
それでは、三つ質問をしますので、一つひとつ考えながら読み進めてみてください。
- 自分は当たり前に行っていることだけど、人から褒められたことは何ですか
- 仮に長時間行ったとしても苦痛を感じずに行えることは何ですか
- 人に対して「何でこんなこともできないんだろう」と感じてしまうことはありますか
いかがでしょうか。
もちろん、好きだからこだわれる、好きだから長時間でもできる、ということもあると思いますが、ぜひぜひ小さなことでもいいので探してみて下さい。
①自分では当たり前に行っているが、人から褒められたこと
これは例えば「君の説明は分かりやすいね」とか「君と話しているとなんだか明るくなる」とか「資料のまとめ方がすっきりしているよね」みたいな、特に自分では意識していないのにほかの人から褒められたり指摘されたりされることです。
強みとか得意なことというのは、自分では普段意識していないところに種が隠れているため、人から発見してもらうのがとても有効だったりします。
○○だったらあの人!という評価が、知ってか知らずか勝手に作られているという状況です。
私の場合、パソコンを大学のころから趣味で使っていたため、尖った能力はないものの、今の会社に入社したときは「パソコンについて詳しいやつ」みたいな空気が出ていました。
パソコンとプリンターがつながらないとか、インターネットにつながらないみたいな相談が日に何回か来ちゃう感じで、自分自身もそれを解決するのが嫌いではなかった、という記憶があります。
②長時間やっても苦痛ではないこと
普通、人間というのは集中力の持つ限界というものがあります。好きなことでもなかなか一日中やることは難しいのではないでしょうか。
だけど「読書をしていると気づくと日が暮れていた」とか「動画の編集をしていたら夜が明けていた」みたいな場合は、それが得意なことである可能性が非常に高いです。
これは「得意なこととは自然体で行えること」である為、気張る必要も嫌がる必要もなく、息をするのと同じくらいの間隔で行る作業であるからです。
このポイントとしては、他の人であれば苦痛を感じる可能性があることを自分なら長時間行える、という点に差別化を図れる展望があります。
③「何でこんなことができないんだろう」と人に思ってしまうこと
これも、得意なことは自分の中では「当たり前」だと思っているからこそ湧き上がる感情であると考えられます。
先ほどのパソコンについての話です。私としてはどこになんのファイルがあって、解決するためには○○という手順を踏んで…みたいなことを淡々と行っています。ですが、それを頼んだ側は「何言ってるかさっぱりわからん」となるわけです。
いや、USB刺さってないじゃん、LAN刺さってないじゃん…というものすごく基礎的な問題であったとしても、それは分からない人からすれば理解できないことなのです。
朝早くに起きて散歩をするとか、誰よりも早く会社に行くとか、トイレや手洗い場をきれいにするとか、こういう「自分では当たり前だし、何でほかの人ってやらないんだろう」とざわざわする…こういうところに自分の「得意」が隠れている可能性があると考えていいと思います。
これからの時代の「適材適所」
いかがでしたか?自分には思いもよらない強みがあることを発見できましたか?
問題は、この発見した強みを「どうやって活かしていくのか」ということです。
実は、この特異なことが見つかっている時点で、半分くらいはゴールが見えていると私は思います。
「仕事をして給料をいただく」というお金の流れは、誰かの役に立ってその対価をもらうという点に集約することができます。それを個人ではなかなか商売にすることができない為、企業という組織に属したり、自分で組織を作ったりして価値を提供するわけです。
本を読んで、その内容をまとめるのがとても得意だったとします。
自分自身はそんなの当たり前、と思っていたとしても、世の中には「読書が苦手な人」「まとめるのが苦手な人」「そもそも本を読む時間をまとめて取れない人」などがごまんといるわけです。
こうした人たちに「あ、この本にこんなこと書かれてましたよ」って言えたら、すごい価値だと思いませんか?
そして、それによって相手の悩みが解決して、人生が好転することだってあるわけです。
これが「需要」と「供給」という要素で組み合わさり、「対価・報酬」というものが発生する、と考えればいいわけです。
書評youtuberなどはこの部分にフォーカスして収益化している人たちだといえます。
でも、動画作るスキルなんてない…
そんな人も大丈夫です。今度は「本は読めないけど動画を作ることなら朝飯前」という人とタッグを組めばいいわけです。動画は作れるけど、広める力がないという人だったとしたら「SNSの使い方がめちゃくちゃ得意」という人とタッグを組む…こうして一人一人が適材適所で作業をすることで、結果的に大きな価値を生み出すことができる、ということです。
これが、ドラッカー先生が言っていた「強みに集中し、卓越した成果をあげる」ということなんだと思います。
そして、この「相手の悩みを解決する」ということについて、もっともっと掘り下げることができれば、それは立派な「専門性」であり「武器」になるんだと思います。
一人で書評も動画も拡散も考えると、結局広く浅くとなってしまい、深い悩みやちょっと専門的な悩みにこたえることができなくなります。そうではなく、この「得意の種」をしっかりと愛でて、育てていくことできれいな果実が実るという未来を想像しましょう。
得意の種から実る果実が、今の職場と合わなそうであれば、早々に畑を変えることを検討しましょう。職場とは、人生の中で費やす時間が相当大きい場所になります。
しっかりと自分のことを見つめなおしたうえで、本当に自分を活かすことができる場所に身を置くことが、豊かな人生を送るうえでの近道だと思います。
本日も、最後までお読みくださり、感謝いたします。
得意なこと、良かったら教えてくださいね^^
↓本日の記事の参考にしたソース↓
八木さんのページでは10個の質問となっていましたが、今回はその中からピックアップしてお届けいたしました^^