【雑談力】きっかけを掴むための“〇〇”とは!?
こんにちは、Tomiです^^
現在仕事を教えているスタッフに、「人前でうまく話ができない」という悩みを抱えている人がいます。
指導者からは「積極的に社員(仲間)に話しかけてみなさい」と言われているようですが、実は苦手な人からしたらこれが難しいんですよね^^;
私もある程度幅広い性格の人とでも会話はしていけるように成長しましたが、それでもまだまだ会話が盛り上がらない人などもいらっしゃいます。
相手の状況や性格によって会話が続かないなんてことも多いです。
何回かに分けて「雑談力」を鍛える方法についてまとめていこうと思います。
雑談は、深い話に入るまでの重要な「鍵」になります。
この能力をしっかりと身に付けておけば、仕事でもプライベートでも相手との信頼関係を築きやすくなると思います^^
雑談力とは
そもそも、雑談力とはどういう力のことを言うのでしょうか。
明確な決まりは無いようですが、
さまざまな内容のことを気楽に話すこと。また、その話。とりとめのない話。
「雑談を交わす」「友人と雑談する」
とのことなので、明確なテーマを決めない気軽な会話、またはそれをするための力といったところでしょうか。
気のおけない仲間とはこうした雑談は簡単にできると思います。
また、家族との会話についても、よほどの関係破綻をしていない限りは会話をすすめることは容易でしょう。
ですが、これが「知らない相手」との会話となると、途端に話ができなくなります。
なぜなら、知らない人との会話については「その会話に意味を持たせなくてはいけない」という感情が働くからです。
道ゆく人に昨日の晩御飯を唐突に聞いて話を盛り上げられる人は少ないでしょう。
これは、相手との間に「心理的な壁」が存在しており、相手がこちらの話を聞いてくれる状態になっていないからです。必然的に、会話をすることの意味がなければ聞く耳を持ってくれません。
雑談にはこの「心理的な壁」を少しずつ取り払う力があります。
ですので、この力が備わっていれば、初めて会う人との商談ごとでもスムーズに進めることが出来るようになりますし、もしかしたらナンパの成功確率も上がるかもしれません(笑)
会話のきっかけを掴むための“アレ”
しかし問題は、その壁を取り払うための雑談をする「きっかけ」が無いことですよね。
きっかけさえあれば少しずつでも雑談を始めることが出来るし、相手との距離を縮めることも出来るはずです。
そこで、とっておきの方法をお伝えします。それは
挨拶
です。
ちょっと拍子抜けしましたでしょうか。
でも、挨拶はコミュニケーションの起こりとしてとても重要かつ簡単なきっかけになります。
挨拶をお互いにしっかりと行うことで
- こちらは相手に話したいという意識があることを伝えられる
- 相手は自分が話しかけられているとわかる
という、いたってシンプルですが意識のコネクトが出来るようになります。
ですので、挨拶の力を侮ってはいけません!
挨拶をする上で気をつけたいことは
- 明るく元気な声で
- 目をしっかりと合わせて
- (できれば)名前を呼んでから
挨拶をしてみましょう。
まず、暗い声や事務的な挨拶では相手はこちらとコミュニケーションを行いたいとは思いません。こちらがどれだけ疲れていたとしても、相手は会話をすることであなたに時間を割いてくれるわけですから、まずは自分から相手に明るい声で挨拶をしていきましょう。
次に、目を合わせずに挨拶をしても相手の意識をこちらにむけることは出来ません。
是非、挨拶をしたのであれば、相手と一度はしっかりと目を合わせて、優しい眼差しを送ってみてはどうでしょうか。
別の記事でも取り上げたとおり、目は口ほどの物を言います。
つまらなそうに聞いていることは相手に筒抜けであることが多いですから、目線は大切です。
最後に、相手の名前を呼んでから挨拶してみましょう。
最初はとても緊張すると思います。異性へのアプローチであれば尚更かもしれません。
ですが、人間は自分のことが一番大好きですから、その自分を表す「名前」も潜在的に愛しています。
その名前を何度も呼んでくれる人に対しては、好感を持ちやすいという人間の心理があります。
ぜひとも、挨拶をする時は「〇〇さん、おはよう^^」と一声かけてみましょう!
きっと、少しずつあなたとの会話を楽しみたいと感じてくれるようになるはずです^^
コミュニケーションはいつでも“プレゼンター”であれ
今回はきっかけの部分だけを取り上げましたが、少しずつ雑談力を鍛える方法について書いていこうと思います。
最後に、コミュニケーションを取るときの注意点として、
常に与える人(プレゼンター)であれ
という事をお伝えしたいと思います。
少し想像してみてください。あなたは朝、元気に上司に向かって「〇〇部長、おはようございます!」と勇気を出して言ってみました。その上司の反応です。
- パソコンを見て作業をしたまま
- 暗く聞こえないくらいの声で
こんな反応だったらどうでしょうか。
もう二度と上司との会話を続けたいとは思いませんよね。
ですが、こんなことをあなたもやっている可能性があるのです。
それは、一番身近な人・親しい人との間で行われている可能性が高いです。
きっと、信頼関係が深いがためになんとなく甘えてしまっているのかもしれませんが、冷たいコミュニケーションの積み重ねは、負の遺産として自分に残っていきます。
そこで、ぜひともコミュニケーションを相手と取ろうとする場合、常に相手に「プレゼントをする」くらいの気持ちで、明るさや元気、知識、喜びや楽しみなどを与えていこうという気持ちを持ってみてはどうでしょうか。
- 相手に少しでも喜んでもらおう
- 時間を割いてくれたことをに感謝をしよう
- 相手のことをちょっとでも理解しよう
こういう気持ちでコミュニケーションを取ってくれる人のことを嫌いになる人はおそらくいません。
いいじゃないですか、ちょっとくらいネタを言って滑っても。
いいじゃないですか、会話がうまく続かなかったとしても。
その時のあなたの「心」が相手に向いていたのであれば、きっと次はうまくいきます^^
最後までお読みくださり、感謝いたします^^
皆さんの雑談が、大いに盛り上がりますように(ー人ー)☆