【コミュニケーション術】マスク越しの「思いやり」
こんにちは、Tomiです^^
感染症予防ということで、マスクの着用が様々なところで推奨されています。
個人的にはもともとあまりマスクを着用する習慣がなかったため、今でもこのマスク着用による息苦しさに耐えながら仕事をしています。
仕事柄、お客様との打合せがほとんどのため、素顔をすべて見られないという精神的な(若干の)安心感はあるものの、逆に言うとお互いの表情を読み取ることが困難になっているため、心の機微を掴むことが難しくはなっていると思います。
気づかないところでいつも以上に気を使っている方も多いと思います。
今回は、会社の上司との何気ない会話の中からヒントを得まして、「マスク越しの思いやり」ということで考えていきたいと思います^^
相手を不快な気持ちにさせないため、自分が気疲れをしないためにも、参考にしていただければと思います。
話し方
まず、話し方です。
マスクという「壁」が一枚挟まっているので、そもそも聞こえにくいです。
さらに、口元が見えないため、相手が何を言っているのかを音で判断せざるを得ないため、余計に神経を使います。
ディスコミュニケーションが起こらないためにも意識してみましょう。
大きい声で、ゆっくりと
蔓延防止の観点から、大きい声での会話は控えましょうということになっていますが、相手と意思の疎通が出来ないのであれば意味はありません。
TPOを考えながら、適切な声量で話すほうがいいと思います。
特に、マスクのないときより意識して大きめの声を出すよう心がけるといいと思います。
また、口もとが見えないとはいえ、マスク越しになんとなく口が動いているのは感じます。ですので、口を大きく動かしながら、ゆっくりと話すといいと思います。
イメージとしては、少しお年を召した方に話しかけるようなイメージでしょうか。
ゆっくりと話すことで、自分も呼吸をすることが楽になり、息苦しくなることを防げると思います。
必要な情報を端的に、わかりやすく
聞き取りにくい会話を長々とされると、相手も自分も疲れてしまいます。
これは通常のコミュニケーションでも気遣いとして必要なことですが、必要な情報を端的に伝えることが大切です。
具体的には「結論を先に話す」という方法です。
「結論を先に提示し、これからその論拠を話します」という流れと空気をしっかりと作ることで、相手の理解を深めることが出来るようになると思います。
また、それでも相手にうまく伝わらないときは、図を書いて説明したり、筆談調にしてみるのも必要かもしれません。
表情
つづいて、コミュニケーションをしているときの表情になります。
基本的にはマスク越しであったとしても「通常と同じような表情」をすることが必要だと思います。
それはなぜかというと、「目」です。
マスクで隠れていない部分を使う
目は口ほどに物を言う、という言葉もある通り、目の表情で相手が何を考えているのかが何となく読み取れてしまいます。
楽しいのか、つまらないのか、悲しいのか、わからないのか。
目をうまく使うことで、相手との心の距離を縮めることも出来ます。
また、目に付随する部分として「口角」と「眉」の動きも意識してみましょう。
この「マスクで隠れていない部分」の動きが少ないということは、マスクを外した時に「能面」みたいな氷上になっていることになります。
こちらが話を聞いているときはこの部分の表情を豊かに使って、相手に「聞いている・聞こえている・理解している」という印象を与えるようにしましょう。
逆に、こちらが話すときには、相手のこの部分から心境を察するようにしてみましょう。
いつもより大げさに振る舞う
声の大きさにも触れましたが、やはり表情(顔の筋肉)についても大げさにすると良いでしょう。
驚いたりした時には目を大きく開き、眉も上にあげてみる。
うれしいこと、楽しいことのときにはしっかりとマスク越しに笑ってみる。
こうしたことが意識的に出来るかどうかで、相手の印象はぐっと変わってくると思います。
エチケット
最後にエチケットについてです。
これはマスク云々の問題ではないですが、「隠している・防いでいる」という意識のせいか、大切な部分をおろそかにしている可能性がありますので、今一度チェックしてみてください。
口臭
コミュニケーションを図る上で、ニオイはとても重要な問題です。
特に、我々のように会話で打合せをすすめる業種の場合、嫌でも口臭は気になってしまいます。
マスクをしていても結構ニオイってわかりますよね?
市販の安価なマスクでは、臭気を遮断する能力は殆ど無いと思われます。
また、肌と密着することも殆ど無いため、そこから呼気が漏れるので口臭はかなりの確率で相手に届いていると思ったほうがいいでしょう。
タバコ、食事、コーヒー、歯周病
原因は様々にあると思いますが、マスクがあるから大丈夫という考えかたは捨て、しっかりとケアをすることをおすすめします。
特に、歯周病については口腔内以外の部分にも甚大な影響を与える可能性があるので、ちゃんと病院に行って治療・ケアをしましょう。
ヒゲ・鼻毛
これは男性特有のものかもしれませんが、マスクで隠れるのでヒゲはそらないでも…という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれも、もともとヒゲを生やしていてもOKという職場以外では、通常通りケアをされることをおすすめします。
あご下、耳の下、ほほ、眉毛の間、などは意外にマスクをしていても隠し切れない部分です。
毎朝の髭剃りの大変さは、私も痛いほどわかります(というか、実際に超痛いです)。
ですが、エチケットとは「相手のためにすること」です。
お客様から代金をもらってサービスをする以上、生半可な気持ちではいけません。
仲間と良好な関係を築きながら業務に当たる以上、仲間もお客様と同じ扱いをするべきでしょう。
個人的にはヒゲの脱毛を行いたいくらい、毎朝の髭剃りって苦痛なんです。
前向きに脱毛を検討する余地はあると思います。
その他余談ですが、マスクをいっとき外した時に、鼻毛が出ているとちょっと恥ずかしいです。
ぜひこちらも「隠れているから」と思わずに、気にするようにしましょう。
肌トラブル
最後に肌トラブルです。
マスクの影響で肌の弱い方は本当に辛い思いをされていると思います。
先程の話の通り、男性に関してはひげそり後のアフターケアも大切にしたいところです。
女性の肌については詳しく語ることは出来ませんが、やはりお化粧も最低限されている中でのマスク着用は、肌へのダメージは申告にならざるを得ません。
湿疹やニキビ、ひどい肌荒れなどは、相手に対する心象もあまりよくありませんし、何より自分自身のメンタルにダメージがあります。
皮膚科にもマスク着用による相談が増えているようですから、気になるようであれば受信されるのもいいと思います。
その他、合成界面活性剤が含まれている素材をあまり使わないということが肌のために大切だということもあります。
これについては私もYou Tubeで見聞きした程度ですが、実際に純石鹸+ワセリンという組み合わせで洗顔と保湿をしていると、毎日の髭剃りにも耐えうるきれいな肌を実感できます。
これについては賛否あると思いますので、一概にいい・だめと言うつもりもありませんが、こういうところの情報も溢れていますので、是非ご自身でも掴みに言ってほしいと思います。
いかがでしたでしょうか。
上司と「目元の表情で会話するしか無いんだよね」という話から、さもありなんと感じてまとめてみました。
私はマスクのコロナウィルスに対する効用については懐疑的ではあるのですが、こういう時節にあってマスク無しで会話をしまくるというのは相手に対してもいい印象を与えませんので、「マスクを付けたときのコミュニケーション」という分野で対応を研究するのも大切なことかと感じました^^
最後までお読みくださり、ありがとうございました^^