【雑談力】会話を続けるために必要なこと
こんにちは、Tomiです^^
雑談力の続編になります。
前回は「挨拶」が会話のきっかけとしてとても大きな役割を果たしているということについて触れました。
thinkbetter-777.hatenablog.com
今回は折角のきっかけを無駄にしないために必要な能力についてお話していきます。
あくまで相手に対して「プレゼンター」でありたい、という気持ちが大切ということは前提として、次なる能力は何が必要なのでしょうか?
是非、最後までご覧ください^^
雑談が得意な人は「リベロ」?
皆さんは、バレーボールはお好きですか?
私はあまり上手ではないのですが、プロバレーの試合を見るのはとても好きです。
テレビの前でいつもハラハラどきどきしながら観ています。
特に、女子バレーはラリーが続くこともあり、男子の迫力とはまた違った楽しみがあります。
さて、そのバレーのポジションに「リベロ」というものがあります。
一人だけ違う色のユニフォームを着用しているあのポジションです。
彼らは守備専門の選手であり、様々な制約の中でプレーをする人たちです。
私は、会話をするときにはこの「リベロのようでありたい」と思っていた時期がありました。
リベロになる選手は、いわゆる長身でスパイクでガンガン点を取るというようなプレースタイルではありません。しかし、守備専門ということで、相手の多種多様な攻撃を“レシーブ”して次の攻撃のきっかけを作る人達です。
会話をする時にリベロになりたいとは、この「レシーブ力を高めていきたい」という思いから考えた独自の感情になります。
- どんな内容の会話であっても、ある程度の会話を続けることが出来る
- どんな会話であっても、自分の戦える領域に話を持ってくることが出来る
こういったイメージを想像した時に、頭に浮かんだのが「リベロ」という選手の特性でした。
ということで、本当にリベロの人が雑談力が高いかはわかりませんが、今回お話したいのはこの「会話のレシーブ力」になります。
相手の話を受け止められる「アンテナ」を持つ
私は実際バレーをやっていたわけではないのでわかりませんが、リベロの選手に必要な能力を考えると、以下のようになるのではないでしょうか。
- どんな攻撃が来るのかを予測する力
- 絶対に攻撃を受け止めるという意志
- 味方に的確にボールを返す技術
順番は前後するかもしれませんが、優位に会話を進めるにあたっても、上記のような力が必要になると私は思います。
まず、どんな会話・コミュニケーションであったとしても受け止めるという意志が必要です。
自身の興味関心がない分野、知識のない分野も会話の中には織り込まれることでしょう。ですが、そこから逃げてはいけません。知らないことであれば知らないなりに「相手の話を聴く姿勢」をプレゼントすることが出来るはずです。
また、レスポンス力も大切になってくるため、相手がどんな話の展開に持っていきたいのか、どんな返答を望んでいるのか、ということに対して常に予測をしながら会話をしてみましょう。
初めは頓珍漢なことを言ってしまうかもしれません。しかしこれは訓練です!何度も場数を踏むうちに「もしかすると、こういう話になるかもしれない」「自分にこう言ってほしいのかもしれない」ということがわかるようになるはずです。
あとは、その予測どおりに相手との会話を楽しめばいいわけです。
そして何より様々な分野に対応できるだけの「知識・情報」がインプットされているかどうかが鍵になります。
どんなに聴く姿勢を持っていても、どんなに予測がたったとしても、それに切り返すだけの(もしくは反応するだけの)知識がなければ会話を続けることは出来ません。
- 基礎的な教養
- 社会情勢
- 流行っているもの
こうした物事をどれだけ頭の中に入れているか。
この蓄積がそのまま「会話力」につながると思います。
まずは広く浅く、様々な分野の知識を取り込みましょう。
そして、会話をしている中でその分野の話が出たら「〇〇で言われていたんだけど」とその情報をアウトプットしてみましょう。
最初は自分の意見ではなくてもいいと思います。
その後、会話の中で情報として足りないなと感じた部分を深堀りして、最終的には自分の意見を添えて話ができるようになるまで昇華すればよいのです。
知識は力です。
ありとあらゆる会話で「きっかけ」を生み出せるように、常にアンテナを張ってみましょう^^
相手の関心事に興味を持てるかどうか
深い知識が必要なわけではありません。
しかし、「知っている」ということは、相手にとって大きな「プレゼント」になります。
それは、「自分と同じ興味関心ごとを共有できる」という意識が相手に芽生えるからです。
基本的に人間は自分と同じ性質の人を好きになる傾向があります。
これは、そうすることで同族意識を持ち、群れを作って生存してきた遺伝子が組み込まれているからです。
ですから、もし相手の関心事について知識がなかったとしたら、先程書いたとおり「その人から知らなかった知識を教えてもらう」くらいの気持ちで話を聞いてみましょう。
間違っても「その話、長くなります?」みたいな態度で聞いてはだめですよ!(笑)
人間は、自分の話を聞いてくれる人を好きになります。
聞き手にうまく回れるだけで、コミュニケーション上手の仲間入りです。
「へー!知らなかった!詳しく教えて!」
この一言が言えるかどうかにかかっています^^
相手から知らない話を聞いたのであれば、次は他の会話でその話が出た時に受け止めることが出来ます。
ぜひとも、「リベロ」になった気持ちで、様々な会話に顔をのぞかせてみましょう^^
きっと、雑談力も向上するはずですよ^^
最後までお読みくださり、感謝いたします。
皆さんは、会話の達人、「名リベロ」です^^
これからも沢山の方のお話を受け止めてあげてください^^