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【人体の不思議】感動すること

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こんにちは、Tomiです^^

みなさんは、普段“感動”ってしていますか?
毎朝目が覚めることで感動する人もいれば、映画やドラマで感動する人もいれば、最近感動したのいつだっけ?みたいな人も居ると思います。

今回は、この“感動する”ということについて触れてみようと思います。
生きていて張り合いがない方、仕事がうまく行かない方にも読んでいただけると効果があるかと思いますので、ぜひご覧ください^^

【この記事は約2,500文字 おおよそ10分で読めます】

【お急ぎの方は本記事の結論だけでもどうぞ^^】

本記事の結論

  • 感動とは物事に対して深い感銘を受けて心を動かされること
  • 感動すると脳内で“ドーパミン”が放出される
  • ドーパミンは快楽ホルモン
  • 感動と記憶は密接な関係がある
  • 物事のいい面を見る努力を!

感動とは

感動の辞書的意味を調べてみました↓

[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。「深い感動を覚える」「名曲に感動する」

goo辞書

映画やドラマをみていて、胸のあたりが「ジーン」として、気づくと涙が出ていた、というような状況を感動していると言いますが、辞書的には「強く心を動かされる」ことを言うようですね。

自分の経験談になりますが、この「感動」という経験をするとなんとなく「心がスーッと洗われるような気分」になります。
あのなんとも言えない心地よい気分は、味わった方なら皆共通しているのではないかと思っています。

感動することの効果

感動すると体の中ではどのような反応が起こっているのでしょうか。
あのなんとも言えない感覚の理由がそこには有りました。

 感動するという情動が起こると、脳内では「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。このドーパミンは幸福感や快感を司っています。
また、精神的なストレス解消や免疫機能を上げることでも知られています。
 ストレスや免疫力の低下は老化を促進し、心身ともに疲弊を招きます。これは言い換えれば、様々な病気に罹りやすくなるということです。心身ともに健康で愉しい毎日を過ごすためには、運動・栄養・休養が大切ですが、感動するということは「心」に対しこの3つを一気に与えてくれる万能薬ともいえるのです。

https://www.pdreform.jp/column/basic-exercise/entry-203.html

感動をすることによって、脳内で“ドーパミン”が生成されるためになんとも言えない幸福感に包まれるのですね。
免疫機能を高める効果もあるようですから、積極的に感動することができれば、巷を賑わせている感染症の予防にも効果があるかもしれません!

ちなみに、ドーパミンについても少し触れておきます。

ドーパミンdopamine)は、中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリンノルアドレナリン前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、の感情、意欲、学習などに関わる。セロトニンノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミンドーパミンを総称してモノアミン神経伝達物質と呼ぶ。

wikipediaより

なんだか専門的すぎてよくわかりませんが、ひとまず“快”に関わるホルモンのようですね。

その他、学習や意欲に関するホルモンでもあるようなので、総じて「記憶」にも大きな影響を与えるのではないかと感じています。

感動と記憶の関係

感動をしたときの記憶は、その内容だけではなく、その時の情景なども強く記憶に残ることは有りませんか?
必ずしも涙を伴う必要はありませんが、例えば

  • どうしても理解できなかったことが、先輩のアドバイスによって雲が晴れたように理解できた
  • プロポーズを受けたときのレストランの食事や夜景が時間が経っても鮮明に思い出される

といった具合です。
どうやら、この「感動」というインパクトの強い事象が起きた時、それに付随して記憶力が高まるという研究があるようです。

https://news.livedoor.com/article/detail/12498767/

これは、記憶のシステムが大きく作用しているようにも思いますが、単に記憶をしようとするのではなく、その周囲の状況なども一緒に紐づけて記憶をしようとすると、海馬がその情報を「重要な情報」として長期記憶に焼き付けるようですね。

したがって、同じような状況になったときにフラッシュバックするというようなことも起こるわけです。

そうだとするならば、仕事においても新しいことをするにあたっても、この「感動する」という事を意識することで、記憶の定着などはかなり促進されるかもしれません。

感動するには

感動をするときを思い返してみると次のときのような場面が考えられます。

  • アニメや映画のキャラクターの気持ちに自分の気持ちを投影して共感した時
  • 新しい情報に触れたりや体験をしたりしたとき
  • 出来なかったことが出来た時

こうした時に、自分の心が動かされるような気がします。

これらを日常生活に落とし込むとどうなるか。

まずは、常に物事に新鮮さを感じるようにすること(具体的には感謝するといい)。
そして、あらゆることから学ぶ姿勢を持つこと。
最後に、新しいことに挑戦し続けるという事。

こうしたことを心がけることで、平凡な日常が新しい輝きを発してくるのではないでしょうか。

一つ注意点が有ります。
それは、感動するというのは必ずしも「ポジティブ」な場面だけではないということです。

ポジティブに心が揺さぶられることもあれば、ショッキングな出来事によりネガティブに心が揺さぶられることもあります。
そして、人間の脳はネガティブなことを優先して考えるように仕組まれているため、どちらかというと「嫌な体験+その時の状況」などが記憶に定着することが多いのかもしれません。

そのためにも、常に心を前向きにし、積極的に生きていこうとまずは決意することも大切です。
物事の良い面を見られる人は、それだけ人生を幸せに生きることが出来ます。
そうした決意を促すためにも、これからも情報を発信していきますので、是非参考にしてみてください^^

最後までお読みくださり、感謝いたします^^