【人間関係】睡眠不足が引き起こす対人関係の悪影響
【本記事は約1,900文字、約10分でお読みいただけます^^】
【お急ぎの方は本記事の結論だけでもどうぞ^^】
こんにちは、Tomiです^^
みなさんは、最近ちゃんと睡眠時間を確保できていますか?
私は朝早く起きて活動しようと試みているのですが、夜寝る時間を一定に出来なくて睡眠不足を感じる日もままあったりします(汗)
今回は、睡眠不足と対人関係悪化の関係性について触れていこうと思います。
最近なかなか眠れてない、というあなた!
もしかすると、気づかないうちに誰かに“嫌われて”いるかも知れませんよ・・><
本記事の結論
睡眠不足と扁桃体との関係
睡眠不足と対人関係悪化がどう結びつくのか、という話なのですが、鍵は脳の「扁桃体」という部位に有りました。
●扁桃体とはなんですか?不安に関係があるのですか?
→扁桃体(amygdala)は脳の側頭葉の内側、海馬のやや内前方に左右対称に位置している、長さでは15~20mm程度のアーモンド型の器官です。アーモンドを「扁桃」といいますので、扁桃体と名付けられています。
この扁桃体は不安や恐怖によって活性化することが知られており、社会不安障害の患者さんが人前でスピーチをするという不安・恐怖を感じる状況下で扁桃体の状況を調べたところ、扁桃体の血流が増加して活性化しており、しかもその血流増加の様子は患者さんの感じる恐怖の度合いによって変わるということがデータで示されています。
つまり扁桃体は不安や恐怖といった感情に大きくかかわっている器官であるといえます。
扁桃体は不安や恐怖といったネガティブな情報に対して反応し、活性化してしまうということがわかります。
不安や恐怖を抱えていると、人間はイライラしがちになり、怒りっぽくなったり舌打ちをしたり、愚痴が多くなってくることがわかっています。
そうです。
この扁桃体の活動が活発な人は、周囲に「敵意」をむき出しにしている状態になってしまいやすいということです。
そして、睡眠不足になると、この扁桃体の活動が活発化(活性化)してしまうという研究があるんですね。
簡単にまとめると次のようになります。
- 成人男性14人に8時間睡眠と4時間睡眠の日を5日ずつ継続してもらい、脳を測定する
- 「恐怖に怯える人の写真」と「幸せそうな人の写真」を見せ、脳の活動を観測
この時、睡眠不足のときには恐怖に怯える人の写真をみた時に扁桃体が優位に反応していたと研究結果が出ているようです。
知らぬ間に敵意を向けているかもしれない・・・これは怖いことですよね!
睡眠不足の人は“信頼できない?”
その他、睡眠不足の人と健康な人の写真を複数枚集めてごちゃまぜにし、通行人に「信頼できる人とそうでない人」のグループに分けるというアンケート調査を行った所、睡眠不足の人の写真のほぼすべてが「信頼できない」というグループに分けられたという結果もあります。
ネガティブな情報に敏感になっている状態だと、表情にもあらわれてくるということがわかります。
スピリチュアルな話をすると、イライラしている人たちというのは「気」が荒く、攻撃的なことが多いです。
ゆったりと流れる川や風、凪いだ鏡のような湖面のような雰囲気を醸し出す人は心が落ち着いていることが多いです。
- 今、イライラしているかも?
- 最近、寝不足かも?
そんなあなたは、ぜひとも一度リラックスしながら深呼吸をして、鏡をみながらニコッとするのをおすすめします^^
日本人は睡眠時間が少ない
日本人の睡眠時間は、平均で約7時間半。
結構寝ているな、と感じますが世界的にはかなり少ない部類のようです。
人それぞれで適切な睡眠時間は違います。
ですが「満足いくだけの睡眠が取りにくい」という状況であることも事実なのかもしれません。
睡眠は体と脳をリセットするための重要な行為。
体の疲れはメンタルにも影響を与え、免疫力も低下させます。
どうか、人間関係を起因として、睡眠についてもっと考えて見る必要もあるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今夜、あなたの睡眠がとても良質なものになりますように^^