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【雑記】ロシア・ウクライナ情勢について思うこと【幸福論】

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※今回の内容は話題の中に”戦争”が含まれます。凄惨な画像などは一切使いませんし、あくまで個人的に感じていることを書いています。情報の真偽などは個人で調べつくすことは不可能ですので、今社会で情報としてつかむことができることを自分なりに咀嚼して感じたことを書きます。

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こんにちは、Tomiです^^

世間がコロナコロナと騒いでいるうちに、世界ではもう一つ大きな動きがありました。
それが「ロシア・ウクライナ問題」です。

ロシアのプーチン政権が、ウクライナに対して武力で侵攻をした、という状況であり、いまだに情報が錯綜しているところです。
交渉の段階に入ったとか、ウクライナ側はまだまだやる気だ、とか様々な情報が飛び交っております。

軍人を含めて、双方多くの方が命を落としています。
本当につらいことです。

今回の武力侵攻はおそらく歴史の一ページに刻まれることだと思います。

日本は世界に類を見ない特殊な国家であるが故、世界の平和に対して少なからず責任を負っていると私は考えます。

ぜひ今世界で起きている問題を皮切りに、「自分はこの国際社会の中でどのような立ち位置でいるのか」ということを、一人一人が考えるときに来ているのかもしれません。

2度原爆を投下された国「日本」

日本は特殊な国であるとお話ししました。
それは、過去の大戦において「核爆弾を2回使われた国」という点においてです。

今現在に生きる我々は、兵器の威力とその後の被害については歴史からひも解くしかありませんが、町一つ・都市一つがたった一発の弾頭で壊滅してしまうほどの威力を持っており、「国家間の衝突の抑止力になる」ほどの力を備えている兵器だと考えれば、これが二回も投下されたということは未来においてとても大きな意味を持つものだと考えます。

過去の大戦の責任や、戦況における核の使用については様々な意見が分かれるところだと思います。

しかしながら、核による被害をここまで受けた日本だからこそ、国際社会に対して「核の根絶」と「平和維持」を声高に発信する責任と義務、そして権利があるものと私は考えます。

現在の日本においては、「日本の武力放棄」と「非核三原則」をうたっていますが、本来は私たち日本が世界平和の中心となって、戦争の悲惨さ・核の脅威・平和の重要性について力強く≪世界に向けて≫発信するべきなのではないかと個人的には思っています。

戦争反対と母の言葉

私はもちろん、戦争は大反対です。
この世に生を受け、魂の向上のためにやっと縁があって生まれることができたのに、なぜ戦争や争いによって人を殺すのか・殺されなければならないのか、まったく理解できません。

しかしながら、「戦争反対」という錦の御旗のみで、日本はこれから国際的に独立し、発言力を増すことはできるのか、はなはだ疑問でもあります。

私の母ももちろん戦争大反対。
少しでも戦争につながっていきそうな政策や思想を持っていると「ぷいっ!」ってしちゃいます。

そんな母が言っていた言葉は、今でもふとした時に思い返します。

力なんて、持ったら試したくなるんだって。

だから、戦力なんて持たん方がいいし、技術革新だって(人殺しに使われるなら)しない方がいいんだって。

これは、争いを止められない人間の弱い弱い心をずばりと言い当てている言葉だと思います。
(ちなみに、母はまだ生きております笑)

日本は戦争なんかしなくていい。
これは間違いないことだと思います。

島国であり、自国の発展のための研究や経済発展がぴたりと止まってしまっているわが国では、戦争をしてもじり貧になることが目に見えており、基本的に攻める戦争には不向きです。

問題は、「日本以外の国がバキバキに戦力を増強している」として、日本だけ攻められないという保証はあるのかということです。

ゲームの中ではバリアアイテムを使うことで他プレーヤーからの攻撃は防ぐことができます。
しかし、日本にバリアなんていう科学技術は存在しません。

あるのは、某国に守ってもらうという保障条約のみです。

この点において、現在の国際情勢下にあっては、強い危機感を禁じえません。

ドラえもんの有名な一節

ちなみに、今回のウクライナ侵攻については、プーチン政権の暴走・ロシアが悪の権化のような報道が主だっているように思います。

ロシアにはロシアの言い分があるのでしょうが、攻め込んだことに間違いはないので、批難の対象となるのは当然といえば当然です。

では、ウクライナはただの被害者なのでしょうか?
私はこれも難しいのではないかと思っています。

ドラえもんの有名なセリフに次のようなものがあります。

どっちも自分が正しいと思っているよ。

戦争なんてそんなものだよ。

漫画版のドラえもんは結構辛辣なセリフや表現が含まれていて、当時の時代背景を風刺しているところもあるのかなと思ってしまいます。

そう。争いごとというのは、どちらにも”正義”があります。
いわゆる、”大義名分”というやつです。

「戦争なんてそんなもの」。
この一言には非常に深い意味があるように思います。

結局、どんな理由をつけたところで、戦争に善悪はない。
やるだけの価値もない。

そんな皮肉がたっぷりと込められたセリフのように感じます。

少なくとも、今回の戦闘における勝者は未来の地球人がそれぞれに判定することになるため、現在はどちらが善とか悪とかは言えないです。

悲しいのは、それにもかかわらず、日本国内において「ロシア人差別(批難)」が起こっていることです。
これはニュースで取り上げられていたことですから、本当のところはわかりませんが、ネットを使った誹謗中傷が日本人は本当に上手になったものだなと思います。
とても不名誉な事ですが。

日本も他人ごとではない

実際に、今回のウクライナ侵攻では死者が出ていますし、重火器の使用ももちろんありました。
だからこぞって批判の対象になっているのかもしれません。

ですが、日本もロシア人を誹謗中傷している場合ではないのをご存じでしょうか。

日本も隣国から徐々に侵入されているんです。
この図をご覧ください。

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https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html

海上保安庁HPより

日本もずーっと領海侵犯を受けています。
ですが、ここまで大きな問題になっていないのはなぜでしょうか。

外国の政治家が、パスポートもなく入り込んできて、旗を立てたり住んでみたりしているわけです。
これに対して、ここまで報道されていない・問題視されていないことに、少し違和感があります。

こうした問題についてどうとらえるかは人それぞれです。
ただ、この日本という素晴らしい国が、未来永劫栄えていくためには、言うべきことは言えるくらいの立場は国際社会の中で確立しても罰は当たらないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?