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【経営論】企業が発展しながら存続するためには

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こんにちは、Tomiです^^

 前回、「マスターマインド」ということについて触れました。皆さんが、それぞれ所属する組織・企業・チームでどのような目的を持って活動していくかということを書きました。

今回は、特に企業にフォーカスをして「自分の所属する企業がどうやったら存続出来るのか」ということについて書いてみたいと思います。
コロナ禍において、多くの企業の方々が今後の存続について不安を抱えていらっしゃると思います。売上の落ち込み、従業員の不足、後継者問題…コロナ禍前から悩んでいらっしゃった方は更に追い打ちを受けるような格好だったと思います。

いち中間管理職風情ではありますが、少しでも学んだことをお伝えし、企業・組織を存続させるための糸口になってくれれば幸いです^^

 【結論】経営理念を見つめ直す

自分の会社(チーム)は何を目的としているのか

前回の記事で、「目的・理念の無い組織は存在理由がない」という話をしました。いくらチームを組んだところで、そのチームが何をするために組織されたものなのかが明確でなければ、空中分解してしまうのは自明の理です。

企業において、末端の社員は「自分たちの販売している商品は〇〇」くらいのことは下地として言えるようになっていると思います。しかし、それがチーム長、部長、社長と役割が上がるにつれて、おそらく「見えている世界が変わってくる」と思うのです。

例えば、社長は「社会貢献」というような壮大な目的を持っていたとしても、末端社員に行けば行くほど「作業」や「物売り」が目的になっていくことがあるのではないでしょうか。
結果的に「企業」というチームは向かう方向がちぐはぐになり、業績の悪化や社員の満足度の低下等を引き起こすことになります。

したがって、今一度自分たちの組織が何を目的としているのか、という「理念」を明確にし、その上でその理念を「末端社員まで徹底して浸透させる」ということが大切だと思います。

その目的は社会から必要とされているか

社会情勢は刻一刻と変化しています。私達が相手にしなくてはいけない顧客のニーズもそれに伴い様々に変化していることでしょう。そうした中で、理念をしっかりと見つけ出したところで、再度検討してほしいことがあります。

それは、「社会から本当に必要とされているかどうか」という点の見つめ直しです。

どんなに格好の良い目的を決めたとしても、地域社会がそれを必要としているかどうか、ということは存続を決める大きな要素になります。

例えば、これから「ポケベルを世界に普及させてコミュニケーションを円滑にする!」みたいなことを言い始めたとしても、その目的は社会から必要とされておらず、存続することは難しいでしょう(少なくとも今現在においては…)。

したがって、今の私達を取り巻く社会、さらにはその未来を取り巻く環境において「必要とされるもの」を目的に盛り込むことが存続するための必要条件になってくるように思います。

チームの成果は誰を喜ばせているのか

上記の「必要とされるかどうか」といと重なってくる所もありますが、企業が何かしらの経済活動を行う中で誰がどのように喜ぶのか、という事をしっかりとイメージする必要があると思います。

企業は売上を上げることが目的、というように取られることもありますが、企業が売上を追求するのは「存続するための原資を稼ぐため」であって、それ自体が目的になってはいけないでしょう。
そこで、なぜ存続しなくてはいけないのか、存続することで社会に対してどのような価値を生み出していけるのか。こうしたことと真摯に向き合わなくてはならないと思います。

逆に、誰が喜ぶのか、という事を明確にもち続けそれを実際にやっているとすれば、その組織はなくなることはないはずです。

「発展」していくことが重要

組織を存続させることも大切ですが、それと同じくらいに大切なことは「発展させていくこと」だと思います。

「現状維持は後退」とよく言われます。
社会情勢は大きく変化を続けているため、自分たちが同じところに居るということは相対的に見て「後退」しているのと同じことになります。

また、現状維持を良しとするということは、それ以上価値を生み出さないということを決めているということになります。この世の原理として「価値を生み出すものが残っていく」と考えると、これも相対的に考えて生む価値の量が減っていくということはそれだけ淘汰される可能性が高まるということになります。

やはり、常に自分たちの目指すべき方向を見定めておきつつ、「世界に貢献する」という目的で活動することが大切なのかもしれません。


いかがでしたでしょうか^^

マスターマインドの最小単位は「家族」となります。
家族が常に「世界を喜ばせるため」に組織運営されていたとしたら、世の中の不幸は一つ一つ減っていくのかもしれませんね^^

最後までお読みくださり、感謝いたします^^