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【教育論】教わる側の覚悟とは

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こんにちは、Tomiです😊

いつもご覧いただき、感謝してます😊

昨日は「教育・指導をする側」のことについてお話をしました。結局は「熱意」なんだと思うのですが、自分の指導が合っているのかどうかという不安を抱えながら接しなくてはいけない辛さは、教わる側からはわからない「深い悩み」でもあります。

深く悩んでしまうのは、それだけ「愛が深い」からなのかもしれません。是非根気よく指導・教育をしていただければと思い、エッセンスをまとめた次第です☺️

 

thinkbetter-777.hatenablog.com

さて、本日は「教わる側」の心構えや気を付けなくてはいけないポイントをまとめてみたいと思います。

  • 自分は初心者だ
  • 新入社員で何もわからない

と研修に臨むと思うわけですが、雛鳥のようにただ口を開けて待っているだけでは、指導側との良質な関係を築きながら成長することはできません。
教わる側には教わる側の”流儀”というものがあると思います。

ぜひ自分が新しいことに挑戦する場合は、本日の内容を思い出していただければと思います^^

 「教える側」にも個性がある事を知る

教える側の注意点にも書きましたが、指導する人にも個性というものがあります。
現在に至るまでの経験や知識、環境などがそれぞれに違うために必ずしもあなたと折り合いが合致するとは限りません。

しかし、そこで「折り合いが悪い」ということでそっぽを向いてしまっては成長はありません。考え方や人間性があまりにも悪質な場合は別ですが、基本的には相手に対して尊敬の念を持って接する必要があります。

これは、相手が偉いとか先輩だからと言うことではなく、一人の人間として対等な立場でしっかりと役割を果たすという意味での尊敬となります。

謙虚に受け取る姿勢を作る

指導者を一人の人格として認められるようになると、自然と相手の話を「謙虚」に聞くことができるようになると思います。

自分にはわからないことがあり、誰かに指導を仰いでいるわけです。つまり、そのわからない分野に関して言えば、たとえ役職が上であったとしても、仕事能力は”一人前未満”なわけです。そこで、指導する人・教える人は”自分の業務+相手の業務”の責任を負って接してくれるわけですから、横柄な態度はもちろんNGですし、真剣さの感じられない態度も問題があるでしょう。

謙虚な心持ちで相手の指導を受け入れ、そして自分のために労力と時間を咲いてくれていることに対して心からの感謝を捧げるという気持ちが大切でしょう。

指導者が完璧だと思わない

時折「先輩から〇〇と言われたので」と、そのことを愚直に行う人がいます。
忠実といえば忠実なのですが、指導者の話が完璧であるかどうか、というところの点検が為されない場合、少し智慧が足りない状況に陥ります。

右も左もわからない状況では致し方ないですが、ある程度教育が進んできた場合は、自身で「より良い方法はないか」というようなことを考えながら教えを請う必要が出てきます。

企業での研修で考えれば、「あの人がこういった」というようなレベルであっては無責任であると言えます。
自身でも常に考えながら、教わった知識を昇華させていく気持ちを持つと良いと思います。

仮説を立てて話を聞く

1から10まで話を聞いて実行するというのも大切ではあります。しかし、より高度に成長していこうとするならば、教わった先の結論を先読みし、仮説を立てながら話を聞くという姿勢も大切になると思います。

  • 自分にどのように成長してほしいのか
  • どんな人材が求められているのか
  • 何を期待されているのか

こうしたことを先回りしながら、その感じ取った要望を叶えていく。すると、そこに教わる側の「主体性」というものが現れてきます。冒頭で触れたように、受け身で学ぶのと自ら積極的に学ぶのとでは、その結果に大きな開きが出てきます。

また、先回りして相手の意図を汲むということを習慣化できると、いざ現場に出たときにも上長との関係構築において一目置かれる存在になれると思います。
しっかりとコミュニケーションを取りながら、上司の求めるものを追求できるスタッフが重宝しないわけはありませんからね。

教わる側の覚悟

以上、具体的な方法論ではなく、心構えという部分にフォーカスしてお伝えして来ました。

最後に、教わる側が持ちたい大切な心得をお伝えしたいと思います。それは

  • 早く一人前になるという決意
  • 教えてくれた指導者を超え、組織の次世代を担うという決意

です。
自分の知識不足や能力不足により、指導者の労力を消費してしまうことは心苦しいこともあると思います。しかし、指導側としてはそれも織り込み済みで「先行投資」と思って育成に力を注ぐわけです。

「投資」というからには、早い段階でその投資を回収したいと考えるのは当然のことです。プラスになって返ってきてくれれば一番嬉しいわけですが、少なくとも損をしたくないと考えるわけです。

したがって、まずは早いうちから一人前になることを目指し、指導者の労力を少しでも軽減させましょう。

更に言えば、その指導をしてくれた人をいつかは追い抜き、次世代として組織を任されることを目指すという姿勢が組織の発展を促す強い力になると思います。
簡単に追い越せるわけではないと思いますが、常に向上心を忘れずに行動していきましょう。

 

本日も最後までお読みくださり、感謝いたします^^