【私達が学ぶ理由】先見性を磨く
こんにちは、Tomiです^^
早速第二弾「私達の学ぶ理由」です^^
初回では「認識力を高める」ために学ぶという事を書きました。
“知は力なり”という言葉の通り、知っているということだけで問題を見つけることが出来たり、事件に気づくことが出来たりします。
今回は更に別の視点からお伝えしたいと思います。
今回は「先見性を磨く」ということについて触れたいと思います^^
【この記事は約2,000文字 おおよそ10分で読めます】
【お急ぎの方は本記事の結論だけでもどうぞ^^】
本記事の結論
“先見性”とは
先見の明、という言葉があるように、先見性とは「物事の先(未来)を見通す力」のことを指します。
証券用語としても使われることがあるようですが、意味合いはそんなに変わらないですね。
先見という「先を見通すこと」に“性”という言葉がつながることで、その能力という扱いになっていると考えてください。
つまり、先見性を磨くということは、「先を見通す力を高める・研ぎ澄ます」という事になります。
それでは、先見性を磨くことと学ぶこととの繋がりについて考えてみましょう。
学び続けることで未来が見える?
現在、みなさんはスマートフォンを持っていることかと思います。
一昔前はガラケーが携帯電話として台頭しており、その前はポケベル。
一気に様変わりしていきましたよね。
では、これから先はどうなるでしょうか。
既に商品開発や技術開発をしている人たちは次に世に出す物を調べて試作しているはずです。これにはこれからの時代を読みつつ、現在とこれからの技術革新について日夜学び続けなくては答えを出すことは出来ません。
そして、その技術者たちを雇っている企業の経営陣はどうでしょうか。
きっと、技術者たちが開発出来る未来は既に織り込んでいるのではないでしょうか。
その上で、どの企業が先に発表するかどうかという事に気を配りつつ、更にその先の未来まで見据えているのではないかと思います。
そうした時代の流れにあって、「これからはスマホは重厚感をもたせるんだ!」みたいな視点を持っている経営者は流石に生き残れないのではないでしょうか。
商品開発に特化したお話になりましたが、これはすべての分野に対して言えることだと思います。
前回触れた「認識力」を高める中で課題を見出し、人よりも先に行動し解決することで「時代の波」に乗っていける。もっと言えば、「波を作る側」に回れるわけです。
時代を先取るときは、きっと変人扱いもされることでしょう。
しかし、この「先見性」が磨かれている人というのは、それだけ学びを続けている場合が多いので、問題の見え方や世界の見え方がほかの人のそれとは一線を画す可能性が高いです。
先を見通す力は様々な恩恵がある
では、先を見通せるとどんなメリットがあるのでしょうか。
簡単に思いつくところを書いてみます。
- 流れ(流行)を作る側に回れる
- 問題が小さいうちに経験し、大きな失敗を避けることができる
- ほかの競争相手がいない世界で立ち回ることができる
といったメリットが挙げられます。
流行の先端を行くのではなく、「新しい流行の波」を作るという点は、大きなビハインドになるはずです。
またこれからの未来を学ぶだけではなく、先見性を磨くためには過去の歴史も学んでいる場合が多いです。これにより、すでに経験されたミスについてはあらかじめ避けて通るとができるので効率的でもあります。
さらに、一足先に市場を開拓することができるということは、それだけブルーオーシャンで立ち回ることができることを意味します。
もちろん、レッドオーシャンになりつつある場面での立ち回り方もわきまえているとは思いますが、やはり先に市場を開拓できるというのは「自分たちがルールを作れる」ことになりますから、ことを有利に運ぶことができると思います。
いかがだったでしょうか。
単に知識をつけるために学ぶのではなく、過去と現在をしっかりと学ぶことで未来を予想できる。
これが学ぶということの大きな理由の一つといえるのではないでしょうか。
温故知新による先見の明を磨く生活を心がけてみたいものですね^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^