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【私達が学ぶ理由】物事の習得スピードを高める

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【この記事は約1,600文字 おおよそ7で読めます】

【お急ぎの方は本記事の結論だけでもどうぞ^^】

こんにちは、Tomiです^^

シリーズ第三弾です!

人は様々なことを学び、経験し、それらを智慧や技術として習得して行きます。
事象によって様々ではありますが、この習得スピードが早ければ早いほど、物事に対応する術が増えますから、その分成功も早まります。

今回は、学ぶことを通して「物事の習得スピードを高める」ということについて触れていこうと思います^^

本記事の結論

  • 「真似る」ことで物事の本質を見抜く力を養う
  • 真似るにはまずは観察することが必要
  • 初期段階だけではなく、スランプに陥っている人も基礎を見直すきっかけになる

学ぶとは「真似ぶ」こと

学ぶことの本質は「真似ぶ(まねぶ)」ことだという話を聞いたことがあります。
赤ちゃんは成長過程で周辺にいる大人(自分よりも成長している人間)の行動を徹底的に観察し、徐々にそれを真似ることで学習をしていきます。

したがって、一番長く時間をともにするであろう両親の癖や性格、言葉遣いなどをどんどん真似ていくようになります。
その後、その真似た知識や能力を他者とのかかわり合いで使用していく中で、人間関係をより複雑なものに昇華させていきます。

これは、なにも人間や赤ちゃんだけに言えることではなく、成長した大人や別の動物たちも同じ原理が働いています。

何事も初めての時は「無知」であるため、なにをすればよいのかわかりません。
仕事などでは基本的な事は教えてもらうと思いますが、やはり実際に行動するとなると不安が伴います。
したがって、先輩のやっていることを観察し、自分が学んだことをもとにして「真似をしてみる」という行為に出ます。

きっと中には最初から自己流でやってのける人もいるのでしょうが少数だと思います。
そして、この「真似る」という行為は学びの過程でとてもよい刺激を与えてくれると個人的には感じています。

模倣することで本質が見えてくる

まず、誰かの真似をするということは、相手のことをよく観察しなくてはいけません。
これにより、真似する対象の呼吸や一挙手一投足を細かく眺め、その意味を自分の中で考えることが出来るようになります

次にその観察した物事を、自分の体で模倣しながら表現することになります。
この時、普段使っていない筋肉や脳を意識して使うことになるので、模倣自体はとても体力を消耗する行為でもあります。

最後に、この模倣をすることによって本家との違いについて悩むことになります。これが適切なフィードバックになり、さらなる創意工夫が生まれ、自身の能力へと変換されて行くわけです。

そして、このサイクルを続けていくうちに、徐々に「物事の本質」を見抜く観察眼が養われていきます。
これにより、次に新しいことを学ぶという時にも、正しい師を選ぶことが出来るようになりますし、真似るポイントなども検討を予めつけた状態で真似ることが可能になるでしょう。

基礎を身につけるには真似ることも大切

何事も一足飛びに成長できればよいのですが、なかなかそういうわけには行きません。
さらに、最初から発展的な行動を取ろうともがくと、自己流が変な形で身についてしまい、基礎からきちんと固めた人にあとから追い抜かれることにもなりかねません。

背中を見て育て、という昔の職人気質の格言もありますが、やはり右も左もわからないうちは早いうちにメンター(師)を見つけ出し、その人のすべてを真似るような意識で能力を盗もうという意識も大切なように思います。

自分と師との細かな違いに気付けるようになるには、基礎をきちんと学び、「認識力」を向上させたあとの話になるかもしれません。
ぜひとも真似るという行為を甘く捉えず、真剣に真似てみるのはどうでしょうか?

スランプに陥っていたり、仕事がわからなくて困っている人などにはうってつけの処方箋になると思います^^

最後までお読みくださり、感謝いたします^^