【仕事術】80:20!?“パレートの法則”
こんにちは、Tomiです^^
ひょんなことから、すごい人とお会いする事ができました!
その方は、某有名コンサルティング会社に勤務する女性で、出産・育児もこなしながら有名企業の方々とビジネスをされている方でした!
お話を聞くと、もちろん沢山の悩みや失敗を経験しながら今の地位にいらっしゃるようでしたが、その体験談を聞ける機会はとても貴重なことでして、とても感謝させていただきました!
その中で、その講師の方が指折り数えながら次のようなことをおっしゃられていました。
20:20:20:20:20だから、私には5つのことが出来るじゃないですか。その優先順位をしっかりと自分で決めて、それぞれをこなして来たんです。
はじめ何を言っているのかピンとこなかったんですが、よく考えてみたら有名なある法則に基づいて自分の人生を組み立てて来られたんだということがわかりました。
本日は、その法則についてお話をしてみたいと思います^^
- 何かを始めなくてはいけないけど、何をしたらいいかわからない
- やりたいことが多くて何から手を付ければいいか分からない
- 頑張って入るけどなかなか思うような成果が出ない
こうした悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです^^
パレートの法則
パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。(Wikipediaより)
ビジネスシーンでよく使われる「80:20の法則」のことで、本来の名称を「パレートの法則」と言います。
ビジネスにおいて、売上の80%は20%の商品が決めている、というように使われることが多いです。構成要素の8割のものは、2割の要素が決定づけているという主張のものです。
ここから派生して2:6:2の法則、というものも生まれたようです。(これは、全体の中で2割の好成績・6割の中成績・2割の悪い成績というふうに分類ができる、という考え方です)
どうやっていろいろな生活における活動を行いながらそんなに成功されているんですか?というような質問に対する講師の方の回答だったと思います。
講師の方の真意
講師の方は「家庭・仕事・趣味・個人的な活動・勉強」という5つの要素をそれぞれ20で数えながら指折りしていました。
おそらく、講師の方がおっしゃられたかったのは「『5つの要素の20%の“キモ”』を抑えることで、全て80%まではこなせる」ということだったのだと思います。
サラリとパレートの法則を日常生活に生かしてます、という話をされるあたりに恐ろしさを感じましたが、お仕事柄物事の核心やイシュー(課題)を見つけ出してコンサルティングされているだけあり、その言葉にはとても重みと現実味が帯びていました。
優先順位の大切さ
講師の方は、その5つの要素の内、「優先順位をしっかりと見極めてください!」とおっしゃられていました。
このときのお答えとしては育児(家庭)が一番上、その下に仕事、という優先順位ができていれば、「家庭と仕事どちらを取る」という分岐点において悩む必要がなくなり、素早く自信を持って選択ができるとお話されていました。
話だけを聞いているとただただ「すごい」の一言なのですが、実はとても沢山の学ぶポイントが潜んでいたと思います。
まず、「物事の集中するポイントを見極めて、適切に力をかける」ということ。
最初にお話をした「なにを始めたらいいかわからない」「頑張っているのに成果が出ない」というお悩みは、この部分が関わっているように思います。
何を始めたらいいかわからない場合、講師の方は「まずやってみて、違ったらやめるとおっしゃっていました。その時、「力をかけるべき20%を間違えると思ったような成果は出ない」ということを案に含んでいるように感じました。
また、「頑張っているのに成果が出ない」という場合、努力する部分が大切ではない80%(つまり20%の成果を上げるために構成されている8割の部分)に向けられているのではないか、ということに点検が必要そうです。
また「どれから始めたらよいかわからない」という問題については、優先順位をつけるという点が答えになるように思います。この「優先順位」は、物事によって違ってきますし、状況によっても都度見直しが必要になります。しかし、まずは「自分の人生の優先順位」をしっかりと固めておけば、些末な問題は切り捨てて身軽になれるように思います。
リベ大の両学長は「人生の羅針盤」という言葉で人生の優先順位を決めようと発信されていますが、やはり一定以上の成功を収められている方々は、この「優先順位」の見極めをしっかりと行われているんだろうと感じました。
完璧主義の落とし穴
今回のパレートの法則を実践するにあたって、一つ気をつけなくてはいけないことがあります。それは「完璧主義を捨てなくてはいけない」ということです。
私もそうなのですが、例えば提出物があった時に、完璧にしてから提出しようと考えることがあります。確かに仕上がりはとてもいいものになるのですが、仕上がりが遅くなるわけです。結果的に、求められているものと方向性がずれていた時に修正が出来ない、または締切に間に合わないというような問題が発生します。
成功される方々は「速さ重視」であるように感じます。
結果的に完璧を追い求めても、完璧だと感じるのは相手の領域であり、自分で完成したと思ってもそれは自己中心的な思いであることが多いです。
それであるならば、80%でもいいのでまずは仕上げてしまい、次の20%に取り組んで80%の成果を出す案件を増やしていったほうが効率的ですし、成功する確率は上がります。
この「完璧主義」については本当に意識をしないとハマってしまうことがあるので注意が必要だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか^^
- パレートの法則を使って成果を挙げまくる
- 20%を見極めて、素早いサイクルで仕事を仕上げる
- 優先順位を決め、人生で大切にすることを決める
- 完璧主義にならないよう注意する
とても貴重な経験をしましたので、シェアいたしました。
是非一緒に成功の道を歩いていきましょう!!
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました^^