日進月歩~よりよく生きる~

世界が美しく見えるお手伝いを

【Think Better】いやなことを言う人は相手にしない

f:id:THINK-BETTER-777:20211113143802j:plain

自分のことに集中しよう。
相手の自尊心を高めるために自分の自尊心を犠牲にしなければならない理由はないのだから。

こんにちは、Tomiです^^

普段から周囲には明るい言葉、きれいな言葉を心がけているわけですが、周囲の人が必ずしも心がけてくれるとは限りません。
中には周囲の人の心を乱すのが得意な人がいるというのも、現実問題としてあります。

不運にもそんな人が周囲にいて、更に自分へ矛先が向いてしまったとしたら・・・
あなたならどのように対応されますか?

今回も「うまくいく人」の対応方法を学んで行きましょう^^

人との比較でしか自尊心を高められない人

嫌なことを言ってくる人というのは、基本的には「あなたは自分よりも劣っている」ということをあげつらいながら、こちらを落としてきたり、自分を優位に持っていこうとします。

こうしたことをされると、私達は「自分のことを不当に低く見られた」と感じてしまい、不快感を覚えるわけです。

しかし、本来の自尊心というのは、誰かと比べて自分を尊い・卑しいと感じる世界には生まれない概念です。
著者は次のように言います。

こういう人(いやなことを言う人)は非難すべき人ではなく、本当は同情してあげなければならない人なのだ。

相手をだしにして優越感を感じることで自分の自尊心の不足を補うこと(が理由)である。

こうして考えると、結局の所人のことを悪く言う人というのは、自分のことも大切に出来ていない人だと言えます。

貴賤の問題ではないですが、心の貧しい、悲しむべき存在なのかもしれません。

No deal という考え方

しかしながら、「残念な人ですね」などと口答えができるわけでもなく、一体どのように対応すればよいのでしょうか。

基本的には「スルー」をしてしまうのが一番効果的であると考えられます。
彼らは誰かを攻撃し、その反応を見て更に揚げ足を取ろうとしてきます。
ですから、「私は気にしてません」という態度でスルーされると、肩透かしを食らうわけですね。

更に、彼らは「自分と比べてどうなのか」という部分に固執してきますから、そこに肩を並べて競い合ったとしても、火に油を注ぐだけになります。

そこで“No deal〜争わない・競わない〜”という選択を取ることが重要になってきます。

そもそも、相手は自尊心において不足している部分があるわけですから、「自尊心は自分で補うもの」という事実を学んでいる皆さんのほうが一枚も二枚も上手なわけです。

ですから、少し離れたところから微笑むくらいの心持ちで対応すると、周囲の評価も上がりますし、相手も次に攻撃しようとは考えなくなってくるでしょう。

戦いから先に降りられる人は、それだけ人間として成熟できている人なのだと、私は感じます^^

“うまくいく”考え方

相手を気分よくさせるために、自分が不愉快な思いをする必要はない。