やる気スイッチどこにある?
こんにちは、Tomiです。
何か新しいことを始めようとするとき、もしくはいつも続けていることをしようとするとき、「気分が乗らないなぁ~」って思うことってありませんか?
- 筋トレをしようと思ったけどなんとなく…
- 読書をすると決めたけどちょっと…
- 仕事にとりかかろうと思うけどいまいち…
そのほか様々な声が聞こえてきそうです。私も、やはり腰が重たい時などしょっちゅうあり、何とか「やる気」を奮起させて取り組んでいることも多いです。
何とかこの「やる気スイッチ」を自分で意図的にONにしたい、と思いませんか?
実は、人間の脳を研究するうちに、結構簡単な方法でスイッチをONにすることができるみたいです。
5秒ルール
何かを始めようと思ったとき、”すぐにやる”というのが効果的なんだそうです。
人間は今の居心地の良い状態、平和で落ち着いている状態から変化することを嫌う性質があります。これを”ホメオスタシス”と言います。なので、例えば休憩をしていて次の行動に入ろうとしたとき、脳は全力でその行動を「しなくていい理由」を探し始めるんだそうです。
そこで、「思い立ったら5秒以内に始める」というルールが役に立ちます。
5秒経過すると、あれこれやらない理由を始めてしまうんだそうです。すぐ行動に移す人が成功しやすい理由が分かりますね^^
そして、この法則は、次の脳の働きとも相互に作用して良い影響があります。
やる気は後から出てくる
やる気、と聞くと一番最初あり、行動のきっかけになるもののように聞こえますが、実は「行動後にやる気が出てきて集中できる」ように脳が作られているということが分かっています。
「掃除って始めると止まらないのよね」
「漫画を読み始めたら気づいたら何時間もたってた」
という経験、皆さんもお持ちではないですか?
これは、最初のモチベーション如何にかかわらず、後から集中力(つまりやる気)が出てきた証拠でもあるわけです。
脳に「側坐核」という部分があり、ここが作業を行うことにより刺激が加わり、一定以上の刺激が与えられると”アセチルコリン”という成分を分泌するんだそうです。この働きを「作業興奮」というんだそうです。
アセチルコリンが分泌されると、副交感神経が優位になり、非常にリラックスして落ち着いた状態になるみたいです。アドレナリンの逆の働きにも見えますね。
つまり、先ほどの”5秒ルール”でひとまずやってみる⇒やっている間に徐々に作業が楽しくなる・集中できる、という状況を起こすことができます。
どうしても勉強したくないとか、筋トレしたくないとか、掃除をしたくない、という人は
- 参考書を1Pだけやる
- 腕立て伏せを1回だけやる
- 目の前のテーブルの上だけきれいにしてみる
みたいな簡単な作業を始めることで徐々に深入りしていくことができるかもしれません。
注意としては、作業を始めて5分くらいしてから作業興奮は活発になってくるそうなので、あまりにも短い作業だと”ゾーン”に入るには難しいかもしれません。
そんな時は、以前紹介した「ポモドーロテクニック」も活用しながら、まずはちょっとやってみる、という意識を持つことから始めてはいかがでしょうか?
thinkbetter-777.hatenablog.com
やり始める中で試行錯誤する
ビジネスなどで成功する人は、もちろん思慮深い人もいます。しかし、臆病な人はいないように思います。ある程度のリスクの洗い出しができたら、まずはアイディアを実行に移す。実行している中で出てくる障壁を各個撃破していきながらより良い形に仕上げていく、という流れを取っているのではないでしょうか。
結局、行動をする回数が多い人のほうが、失敗する回数も増えます。しかし、小さなトライ&エラーを繰り返すため、経験値の増え方も大きいはずです。用意周到にあれこれ考える人も成功はできるでしょうが、やはり行動する前段階で「やはりやめておこう」とふたを閉じることも多いのではないでしょうか。
その蓋を閉じた中に、もしかすると大きなチャンスが転がっていたかもしれません。
無策に問題に取り掛かるのは愚かなことですが、考えすぎて相手を大きくしすぎてしまうことも同じように愚かなことであると思います。
私も、ブログを含め様々な行動を起こしています。実になっているものもあれば、まだまだ育ってこないものもあります。ですが、確実に自分の成長のために種をまけている実感はあります。
皆様が理想の未来に向けて、一歩を踏み出せることをお祈りしております。
本日も最後までお読みくださり、感謝いたします^^