【使う力】募金をしてみる
こんにちは、Tomiです^^
皆さんは、募金や寄付ってしていますか?なんとなく気恥ずかしい感じがしたり、周囲から「偽善だ」なんて言われるんじゃないかと思って億劫になりますよね。
ですが、この”募金”という行為は、お金の性質を考えるととても効果が高いことがわかります。
きっと、今日の記事を読んでいただければ、明日からコンビニでお釣りを募金したくなること間違いなしです!
ぜひご覧ください^^
誰かとつながることで幸せを感じる
精神科医であり、アウトプット大全などを書かれている”樺沢紫苑”先生の研究によると、人間の幸福には3つの種類があるとのことです。それは
だそうです。この中で2番目の「オキシトシン的幸福」というのが、今回お話ししている「人とのつながり」に感じる幸福になります。
- 誰かと触れ合えている
- 誰かの役に立っている
こうした感情を抱いたときに、脳内にオキシトシンという成分が分泌されるんだそうです。募金、という行為は紛れもなく「自分以外の誰かのため」にお金を使う行為であり、基本的には見返りのない与えきりの行動です。
私のブログではたびたび登場していただいているアドラー先生も、「人間の悩みはすべて他人との人間関係による」と喝破されており、「共同体感覚」という言葉を用いて他社への貢献による幸福のあり方を説かれています。
成功者は多くの寄付をしているという事実
莫大な富を築いたロックフェラーですが、彼は収入の1割を寄付していたという事実があります。これを聞くと
「お金が有り余ってるから寄付できるんでしょ」
という声も聞こえてきそうですが、ロックフェラー氏は子どものころに親からもらったお小遣いですら10%を募金していたそうです。
さすがに10%を募金しよう、となるとかなりハードルが高いですが、買い物をした時のお釣り(小銭)を募金箱に入れるくらいなら、できそうな気がしませんか?
これは感覚的な話になるわけですが、お金というのは経済で言うところの血液です。
この血液を自分の手元に滞らせると、血液は腐っていきます。つまり、お金は気持ちよく使ってくれる人、より価値を生むことに使ってくれる人を好みます。
レジ横の募金がどの程度世界のために使われているかはもちろん定かではありません。しかし、この「自分ではない誰かを救う助けになりたい」という気持ちからの募金という行為が心を潤してくれることは間違いありません。
名著「夢をかなえるゾウ」でも、ガネーシャは次のようなことを言っています。
ガネーシャ「ええか? お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。せやからお金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。でも、お金持ちに『なりたい』やつは、やれ車が欲しいやの、うまいもんが食いたいやの、自分を喜ばせることばっかり考えとるやつやろ。……まあ、でもそういう欲が悪いいうわけやないで。人間は自分の欲に従うて生きるしかないからな。最初はそういう、自分を喜ばせる欲をエネルギーにして進んでもええ。けどな……
ガネーシャは続けた。
ガネーシャ「世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付すんねん。自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることや」
さらに言うと、富を得た人というのは、物質的な欲求(最初に話したところのドーパミン的幸せ)というのは簡単に得られてしまう。したがって、募金や寄付をすることで「自分の価値を確かめたい」という気持ちもあるのかもしれませんね。
ここからは私見ですが、「募金ができる」という精神状態は「私はそれだけの余裕がある」ということの証明ですから、実生活の中でも「あー、金ない…」という気持ちが少しずつ減っていくので、心が豊かになると思います。
実際、ギャンブルやゲームに課金をしていたころの自分の口癖は「金がない・金が欲しい」でした。しかし、今は前よりも貯金もできて投資もできているのに「お金に困っている」という気持ちはかなり軽減されました。
確かに突発的な出費に焦ることもありますが、これは家族でしっかりと相談することですぐに解決できるため、お金に対する漠然とした不安というのは解消できました。
まずは、その手元の小銭を入れてみましょう
お金は天下の回りもの。正しい使い方をすることで、正しくお金は戻ってきます。その時には膨らんで帰ってくることの方が多いです。
なんとなく気が引ける人は、お釣りで出てきた1円でも10円でもいいので、「世界を救ってね!」と思いながら、募金してみてください。
何とも言えない幸福感というか、達成感みたいなものが芽生えてきます。
さらに不思議なことに、この行為を繰り返していると「高額なお釣りもいれちゃいたくなる衝動」に駆られる時があります(笑)
こんな時は、ぜひ自分の今月のお財布事情と相談していただきながら、入れてみちゃってください。
そして、金額にかかわらず「募金できた自分」を、しっかりと認めてあげてください。もしかすると、店員さんから(シラッ)とした目線を向けられるかもしれません。でもいいじゃないですか。その視線や店員さんの気持ちが、あなたの人生に影響する可能性は限りなく0に近いです。
むしろ、募金をした時に「あ!ありがとうございます!」とか店員さんに言われちゃうと、もううれしくてたまらなくなりますよ^^
ぜひ、明日から、世界の平和のために募金をしてみてください。
その時はぜひともお金たちに「行ってらっしゃい!頑張ってね」って声をかけて募金箱に入れてあげてください。きっと大きく立派になった姿で戻ってきてくれるはずです^^
本日も最後までお読みくださり、感謝いたします^^