【Think Better】したくないことははっきりと断る
相手があなたに要求を押しつけてくることに疑問を感じないのと同様、あなたも相手の要求をはっきりと断ることに疑問を感じる必要はない。
こんにちは、Tomiです^^
仕事やプライベートで、人は多くのことをお願いしたり、お願いされたりします。
その中には「したくないこと」も往々にして含まれていると思います。
- 上司の指示だから
- 好きなあの子の頼みだから
色々と断れない理由もあると思いますが、「したくないこと」をイヤイヤやった先の結果に相手は満足してくれるのでしょうか?
真に相手に喜ばれることとは、「自身を大切にしてくれている人が時間を割いてくれた」ということなのかもしれません。
今回も自尊心と大きく関わってくる内容です。
ぜひ一考してみてください^ー^
豊かな人生を送るには「やらないこと」を決めること
なぜしたくないことを断ったほうがいいのか。
それは「したくないことを引き受けすぎると『したいこと』に割く時間がなくなるから」です。
時間は有限です。
人生100年時代に突入したからといって、明日あなたが生きている保証はどこにも有りません。
ですから、1日・1時間・1分・1秒というあなたの貴重な時間を無駄にするわけには行かないわけです。
そんななか、程度はどうあれ「したくないこと」を押しつけてくる人がいるのも事実です。
この時、自分の中で「したいこと」と「したくないこと」との区別が明確になっていない人は「他人のしたくないこと」のために自分の時間を費やすことになります。
そこで、自分の時間を、ひいては自分の人生そのものを大切にするためにも、まずは自分の中での基準を明確にしましょう。
その上で、したくないことについてはしっかりと断りましょう。
断ることで、あなたの時間に「希少性」が付加されます。
結果的に、自分も自分の時間を大切に出来ますし、周囲もあなたの時間を大切にするようになります。
断り方がわからない?
そんな方に、著者は次のように書いています。
断る理由をいろいろ考えても、めったにうまくいかない。
こういうときは、はっきりと断ればいい。いちばんいい解決法は、「私はそれをしたくありません」と言い切ることである。理由を述べる必要はない。
・・・答えになってないですかね?笑
ですが、はっきりと自分の気持ちを伝えてみると案外スッキリするものです^^
自分の責任とやりたいこと・やりたくないこと
今回のうまくいく考え方は「自分の責任ではないことは引き受けない」という事です。
これはそもそも大切なことなのかもしれませんが、実はこの考え方の奥底に「やりたいことは自分の責任の事柄である」ということも含まれていると感じます。
自分がやりたくてやったことに対して、なにか問題が生じた時に責任を取れるかどうか。
これはとても大切な考え方だと思います。
自分の人生に主体性を持ってコントロールしていく、ということが本書のテーマ「自尊心」に大きく関わる事になります。
したがって、自分でコントロール出来ることやものが増えてくることにより、自分の影響力を感じることが出来るようになり、自尊心が高まるとも考えられます。
自分の責任の範囲を広げる。
これは取りも直さず「自分の器を成長させる」という事です。
自分が成長しているという実感は、自信に繋がり、より自分を大切にすることが出来るようになるはずです。
ぜひとも責任ではないことは引き受けないということをネガティブ・批判的に捉えるのではなく、建設的に捉えてみることも大切だと思います。
“うまくいく”考え方
自分の責任ではないことを引き受ける義務はない。