【人生論】生きるのが楽になる?ニーバーの祈り
こんにちは、Tomiです😊😉
今日は職場でとても嬉しいことがありました!そして、それと同時になんとなくさみしい気持ちにもなりました。
嬉しかったことは、同じ部署の方の能力が認められ、チームとしての結束力がグーんと高まったこと。
そして、寂しかったことは「自分の力をどう生かしていけばいいか」わからなくなったこと。
自分の感情を客観視して、その感情にラベリングをすると心が穏やかになる、と言われます。しかし、これをすると自分がネガティブな感情をなぜ持ってしまったのか、ということに行き着き、頭を悩ませる過程があることがわかりました。
嫉妬・いらいら・僻み・自己不要感、、、
なんでこんな感情を?と振り返っていくと、自分の心の未熟さに行き着きます。
自分が未熟なんだ、ということを認めて受け入れる。この過程を乗り越えないと、しなやかで平静な心は手に入りません。
そんなとき見つけたのが今回の《祈り》です。
ニーバーの祈り
まずは原文(訳)を。
神よ
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
これは《ニーバーの祈り》と言われています。
私たちはとかく、自分の影響や力が及ばないことを変えようとして心をすり減らします。
- 気になるあの子を振り向かせるには
- 上司の評価を高めるには
- 部下を思い通りに動かすには
すべて、「相手の心」を自分の思い通りにしようとする感情です。
本来は
- あの子の目に留まって離れなくなるくらい魅力的な人になる
- 上司が引き上げざるを得ないほどの業績を挙げる
- 部下がいつも慕ってくれるような徳のある人物になる
と、「自分を変える」感情をもって生きることしか私たちは出来ないはずなのに。
結果的に、多くの人が悩み、苦しみ、ネガティブな感情にとらわれていきます。
自分を見つめ、自分を変えることには勇気が必要です。
逆に、自分が変えられないことを心静かに受け入れるには冷静な判断力と自分を見つめる心が必要です。
そして、それを見分けるためには「そもそも人間とは」という智慧が必要になってきます。
生きるのが辛い、人間関係で悩みがある、という方は是非この祈りを寝る前と朝起きたときに呟いてみてください。
きっと、少しずつ心が安定してくるのを感じられると思いますよ😊
静かなる祈り
このニーバーの祈りは、原文は「静かなる祈り(The serenity prayer)」と言われているみたいですね。
THE SERENITY PRAYER
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,courage to change what should be changed,and wisdom to distinguish the one from the other.
こちらも、心に響きますね。
未熟な自分、愚かな自分。
それを見つめ直したらまずは受容してあげて、「私たちは存在するだけで尊い」ということを自分に言い聞かせましょう。
その上で、勇気と、冷静さと、智慧を身に付けられるよう祈りを捧げていきましょう。
私たち一人一人が幸せに生きるということは、他の人を幸せにする「第一歩」になります😊
本日も最後までお読みくださり、心より感謝いたします😊