【Think Better】自分を他人と比較しない
自分と他人を比較するのはどんな場合も好ましくない。なぜなら、あなたはこの地球上に住む他のすべての人と同様、独自の長所、短所、才能、能力を持つ個性的な存在だからだ。環境や人生経験、ものの見方・考え方が組み合わさって、あなたは他のだれとも違うユニークな存在になっている。これはいい・悪いの問題ではなく、事実である。
こんにちは、Tomiです^^
”隣の芝は青い”とよく言われますが、ほかの人が持っている物って、どうしてあんなにも魅力的に映るんでしょう。
- 容姿
- 資産
- スキル
- 人脈
挙げればきりがないほど、人のものって素敵に見えますよね。
ですが、これは「自分の本当の価値」に気づいていない証拠なのかもしれません。
誰かと比べて価値を見出すのではなく、自分自身がすでに”ユニーク”であることを信じるべきなのかもしれません^^
”嫉妬”という感情
仏教には人間の心の三毒として「貪・瞋・痴(とん・じん・ち)」というものがあります。
- むさぼる心
- 怒る心
- 愚痴を言う心
貪欲・瞋恚・愚痴(とんよく・しんに・ぐち)とも呼ばれます。
この中で「愚痴」というものが嫉妬の心と大いに関係しています。
痴というのは「物事を知らず、愚かである」ということを指しますが、この「物事」というのが「真理」のことであり、智慧がないことを指すわけです。
真理とは何か。
それは、すでに著者が記す通り
人は、一人一人がユニークな存在である
ということです。
そして、そのユニークな存在としてこの世に生を受けたということに対する感謝でもあります。
嫉妬する人というのは、すでに自分が所有している物に満足できず(貪)、ほかの人が羨ましく見え(痴)、そしてそのギャップを埋めることができないために怒る(瞋)か妬むことにつながるわけです。
そして、心に毒素をため込み、徐々に幸福感が下がり、自己肯定感も下がることになります。
青天井
誰かと比べるという行為は、ある種行動の原動力になるかもしれません。
しかし、”上には上がいる”ということもまたこの世の事実です。
年収が1000万になったからと言ってそれ以下の人を見下したとして、年収1億の人から自分が見下されているという事実にぶつかったとき、一時の優越感に浸っていた分、余計に自分のことがみじめになります。
基本的に、能力や資産など、数値化できるものについては比べるときりがありません。
1Ptでも自分のものよりも上回っていれば、それは比較の対象になってしまいます。
そうではなくて、数値化できないものに目を向け、自分自身の価値を確かめる努力が必要になると思います。
自分の数値化できない価値を認めることができる人は、周囲の人の価値も同じく認めることができるので、魅力はぐっと上がるはずです^^
身近なものと比較しない
どうしても比較したい、そんな欲求にかられたときは、「どうあがいても太刀打ちできない人」と比べてみましょう。
草野球選手の小学生が、イチロー選手と能力を比べて嫉妬するでしょうか。
きっと、それは「憧れ」という対象になり、行動力の源泉になるはずです。
自分と近しい人だからこそ、少し手を伸ばせば届きそうな気がするからこそ、すでに手に入れている人のことを妬んでしまうのだ、という事実を理解できると、嫉妬をすることがいかに無駄な労力を使うかがわかってくるはずです^^
”うまくいく”考え方
自分は個性的な存在だ。
だから、他人と比較しても意味がない。