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【雑談力】総復習!雑談力アップの秘訣【まとめ記事】

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こんにちは、Tomiです^^

雑談力について、5回に渡って記事を作成してきました。
一つ一つのテーマに沿ってお話をしてきましたが、今回はその記事のまとめということで「雑談力アップの秘訣」を総復習できる内容となっております^^

それぞれの記事のリンクもつけておきますので、気になった記事はジャンプしてみてください!

雑談(会話)で最も重要なこと

まず、コミュニケーションをうまく行いたい、会話をもっと上達させたいと考えている場合、最も大切なことは

相手に喜んでもらう

ということです。
具体的には

  • 聞き役に回る(聞く:話す=7:3を目安)
  • 相手に興味を持つ
  • 相手に少しでもお得感を(与える人になる)

と言った感じです。
こちらから話しかけるにせよ、相手から話しかけられたにせよ、いつでも共通なのは「人は自分のことを話したい動物」であるということです。
知識・経験・感情、あらゆる情報を相手に伝えることで「自分」というものを知ってもらい、共感してもらいたい生き物という事を念頭に置きましょう。

その上で、自分の話したい気持ちを少し抑えて、相手の話をまずはしっかりと聞いてみることをおすすめします^^
相手に気持ちよく話してもらうことができれば、相手の心が開放的になり、こちらを受け入れてくれる“スキマ”が生まれます。
そこで初めて自分の事を話す、もしくはこちらの主張を入れ込むことで、すんなりと会話が弾んだり、交渉事が通ったりします。

この時相手に芽生える感情は「信頼感」になります。

  • 自分のことを聞いてくれた
  • 自分の事を積極的に受け入れてくれた

この感情が芽生えることで、逆にこちらの事を聞いてくれたり、受け入れてくれたりするようになります。

したがって、コミュニケーションで大切なのは、話すスキルよりも「聞くスキル」と言ってもいいと思います。

聞き役に徹するだけでも、相手の心を解きほぐすというプレゼントが出来ます。
その上で、相手の知りたかった情報や、お得な情報などをプレゼントすることができれば、きっとあなたの事をもっと好きになってくれるはずです。
詳しい知識がなくても、感情を寄り添わせてくれるだけでも相手は嬉しい気持ちになります。
この「嬉しい気持ちになる」というのは、何事にも代えがたいプレゼントになるということは知っておいて損はないと思います^^

どんな話題でもレシーブ出来る「情報力」

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聞き役に徹する時にも必要になってくる力があります。それが

情報力

です。

どんなに相手に興味を持とうと思っても、自分の知らない分野の話を聞き続けるのには限界があるでしょう。
また、複数人で会話をする中で、その会話についていけない場合は自分自身がなんとなく「疎外感」を感じてしまうものです。

一人だけ浮いているような感じになると、会話から集中力が途切れてしまい、他の人からも「楽しくないのかな?」と思われてしまいかねません。

まずは、どんな些細な情報でもいいので「知っておく」ということが大切です。

  • 時事ネタ
  • 趣味の話
  • ビジネススキル

どんなことでも知っているということは力になります。
まずは広く浅く情報を掴みに行きましょう。今は幸いネットを活用することで様々な見地からの情報を掴み取ることが出来ます。

雑多な情報、デマ、誇張されたものなど様々な情報が溢れてはいます。まずはこれらの情報でもいいので「知るきっかけ」にしてもらうといいと思います。

イメージとしては、誰かと会話をしている時、もしくは周囲で誰かが会話をしている時に「あ、この前ニュースで言ってたやつだ!」とピンとくるような姿です。
この“ピン”と来る感じを掴んだら、今度はその会話に積極的に乗っかってみましょう。

初めのうちはなかなか深い話が出来なかったり、偏った情報によって恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。
しかし、これを繰り返すうちに「情報を多面的に取り込むスキル」が向上していきますから、今度はより深い内容で会話を楽しむことが出来るようになるはずです。

専門家ほどの知識は必要ないと思います(雑談レベルであれば、の話ですが)
しかし、どんな会話のボールが飛んできたとしても、受け止めて相手に投げ返すくらいの知識量は持っておくといいと思います。

尚、知らないことに対して「へー!詳しく教えて!」という返事は、相手の「話したい・教えたい」という心を猛烈にくすぐりますので、奥の手として持っておきましょう^^

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会話を盛り上げる「質問力」

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聞き役に回りながらも、的確な質問を行うことでこちらの知りたい情報を聞き出したり、相手の主張を掘り下げることが出来るようになります。
逆に言うと、しっかりと聞き役に徹していないと、適切な質問を相手に投げかけられないとも言えます。

相手が会話の中で本当に伝えたいこと、最も知ってほしいこと、共感してほしいところ、こういう部分にフォーカスをして質問ができるととても良い印象を与えることが出来るでしょう。

相手が上司や年配の方の場合、「教えたい」という欲求が強い事が多いため、先程触れた「へー!詳しく教えてください!」という一言はとても効果的であると考えられます。

相手が同年齢や友達の場合、「それでそれで?」という更に話をしてもらうための相槌のほか、最後に触れるペーシングを利用してみるのも良いと思います。
具体的には相手の話した内容を繰り返して「〇〇なんだー」という共感にも似た質問です。そのうえで、相手が乗っかってくるようであれば、その事について質問を適宜投げかけると良いでしょう。

ビジネスのシーンでは、相手の情報を聞き出すために必要な質問が限られてくると思いますが、質問を畳み掛けると「詰問(事情聴取)」のようになってしまうのでおすすめしません。
あくまで相手の話に合わせながら、「なるほど、〇〇ということですね?」というような要約をしながら深堀りをする話し方を練習するといいかもしれません。

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適切なリアクションで会話を楽しむ

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適切なリアクション、というとなんとなく堅苦しいイメージがありますが、簡単に言えば「相槌」と「頷き」です。

適切に行わなくてはいけないのは「頻度」になります。

相槌も頷きも、回数が多すぎても少なすぎても相手に「しっかり聞いてもらってない」という印象を与えることになります。

相槌は種類をいくつか使い分けて単調にならないようにする。
頷きは大きさ(深さ)を使い分けることで理解度を相手に伝える。

こうした事を注意できれば、相手からは「話しやすい」という印象を持たれることでしょう。

相槌の種類としては

  • はい
  • えぇ
  • なるほどー

等を適宜入れ替えたり組み合わせたりして使うと、どんな会話でも対応できると思います。

頷きの種類としては

  • 早い頷き…会話のテンポを上げながら、相手の話に「興味」を示す時に
  • 深い頷き…相手の会話を「理解」したときや「共感」した時に

と言った具合で使い分けてみましょう。
また、今はマスクを着用してのコミュニケーションが多いと思いますので、目元の表情で感情を伝える訓練も意識すると良いと思います。

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具体的なアクション「ペーシング」

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最後に、具体的なスキルとして、「ペーシング」について紹介します。

ペーシングとは会話のペースを作るという意味ではなく、「相手のペースに合わせる」という意味の技術になります。

特に意識しやすい点をいくつかご紹介します。

  • 会話の声の大きさ
  • 会話の話す速度
  • 仕草

まず、大きな声で話す人にはこちらも少し大きめに、小さい声で話す人にはこちらも小さい声で話してみましょう。
話す速度も同じで、早口で話す人については出来る限り早い口調で、ゆっくり話す人にはゆっくりと話してみましょう。

これは、普段から自分が話している状況に合わせて耳が慣れているということもあり、その状況に合わせてあげることで(相手にとって)聞き取りやすい、というメリットが有ります。

その他、自分と同じ印象を持つ人に対して好感を示すというのは人間の習性です。
したがって、話し方の特徴を少し近づけてあげるだけでも、相手の心象はかなり変わってくるはずです。

そのほか仕草についても真似てみると、親近感をもたせることが出来ます。
例えば、足を組み替えるとか、腕を組むとか、髪の毛をかき上げるといった仕草でしょうか。

足を組んだり、腕を組んだりと言うのはそもそも心理上あまりいい印象を与えない可能性もありますので、目上の方やお客様にするのはあまり得策ではありません。
しかし、そういった仕草に目を配りながら、ワンテンポずらして真似をしてみるというのはペーシングの効果としては重要になります。

ワンテンポずらすのは、全く同じタイミングで行ってしまうと、相手に逆に不快感を与えてしまうからです。
あくまで真似をしている、ペーシングをしているという事を悟られないように行うのがポイントです。

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以上、今までの記事をざっくりとまとめてみました^^
他にももっともっと必要な情報や技術はあると思いますが、今回の記事の内容を実践していただくだけでも、かなり会話は楽しめるようになると思います^^

是非積極的に活用してみてください。
そして、「こういうときはどうしたら?」というような事があれば、コメントなどで教えてくださると、今後の記事の参考にもなりますのでよろしくお願いいたします^^

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました^^